プエブラ E-Prix ジョエル・エリクソンがドラゴンから参戦
スウェーデン人のジョエル・エリクソンは、ニコ・ミュラーの代役としてドラゴン・ペンスキーからプエブラE-Prixに出場することが発表された。
ジョエル・エリクソンは、ドラゴン・ペンスキーからニコ・ミュラーの代役として、メキシコで開催されるフォーミュラE選手権にデビューを果たす。
バレンシアでチーム初のフォーミュラE表彰台を獲得したミュラーは、DTMの仕事でプエブラの2連戦に参加できないため、今回は代役としてエリクソンがドライバーを務めることとなる。
また、新たに合意した契約により、シーズン7の残りの期間はドラゴン・ペンスキーのリザーブドライバーとして活動することとなった。
今回の決定を受けてエリクソンはインタビューに答えた。
「フォーミュラEに参戦することは、この選手権が始まったときからの夢でした。そして今回、ついにそのチャンスが巡ってきました。目の前にはたくさんの仕事がありますが、僕には素晴らしいチームがついているので、メキシコに到着するまでにできる限りの準備をしてくれると思います」
「今回はクルマでの走行距離が限られているので、チャレンジングなものになるでしょう。しかし、私の最大の目標は、この車を最大限に活用してできるだけ多くの経験を積むことです。レースでポイントを獲得することは絶対に可能だと思っています。この目標を達成するために全力を尽くします」
エリクソンは、マラケシュで行われたシーズン6のルーキーテストに参加し、ヨーロピアン・フォーミュラ3では、現在マクラーレンのドライバーであるランド・ノリスに次ぐ2位、DTMではBMWで2シーズンを戦い、昨年はADAC GTマスターズに参戦した。
チーム代表であるジェイ・ペンスキーはエリクソンの起用についてコメントした。
「ジョエルをチームに迎え入れることができてうれしい。彼はチームにとって貴重な人材であり、フォーミュラEのユニークな要求に適用していけると考えています。プエブラのコース上で、チームに結果をもたらす大きな可能性を秘めています。一緒に走る最初のレースを楽しみにしています」