rFactor2 – サーキット紹介 ロード・アメリカ
rFactor2には世界各国のサーキットがあります。
今回はアメリカの大型常設サーキットである「ロード・アメリカ」を紹介します。
サーキット情報
全長 6.515 km
コーナー数 14
コースレコード 1分39秒866 (00年 チャンプカー)
アメリカのウィスコンシン州に位置する常設サーキットのロード・アメリカは、1950年代からレースイベントが開催されている歴史あるサーキットです。
アメリカのモータースポーツを長く支えてきた代表的なコースです。
50年代から存在するサーキットはほとんどが安全性向上を目的に多くのレイアウト変更が行われてきましたが、ロードアメリカはレイアウト変更がされていない珍しい例です。
ナスカーやインディカー、アメリカンルマン等の各主要シリーズに限らず、ワンメイクレースやスーパーバイクも行われています。
サーキットの全長は6.5kmと長く、アメリカ内のサーキットとしても非常に長いコースとして知られています。
全長に対してコーナー数はあまり多くなく、前半セクションは長いストレートが2本とそれを繋ぐ短いストレートしかありません。
セクター2では低速コーナーやロングコーナーが配置されています。
また高低差も局所的に変わっており、ブレーキングゾーンで勾配が大きく変化するような難しいエリアも複数あります。
全体的にはアベレージスピードが高く、1つのコーナーがタイムに大きく影響するサーキットとなっています。
そのため、1ラップを完璧にクリアしていった時の達成感は中々のものです。
rFactor2でも複数のmodが登場している人気サーキットです。
今回は最も綺麗で新しいmodとなる2019年モデルを紹介します。
・modファイルは「https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2244029375」からどうぞ
現実とrFactor2のオンボード比較
注目エリア
「ターン5」
ロードアメリカ最大のオーバーテイクポイントはターン5です。
ターン5と言われていますが、実質的にはターン3になります。
ここは直線がホームストレート並に長く、ターン1よりも低速になるためブレーキング勝負を行いやすいです。
また、ブレーキングゾーンで大きく下るのでブレーキング時間が長いのも勝負を仕掛けやすい原因となっています。
続くターン6もターン5と同様に左コーナーのため、インサイドに入れればオーバーテイクを成功させやすくなります。
逆に外側からの追い抜きは難しいので、インサイドに隙間を見つけたら可能な限りインサイドから攻撃をしましょう。
「カルーセ」
超ロングコーナーとして有名なカルーセは攻略が非常に難しいです。
超ロングコーナーはコーナー出口が見えない状態でライン取りをしないといけないため、いくつものラインから最適なものを探し出さないといけません。
連続コーナーのようなリズムが重要になってくるので、コーナー進入から出口まで綺麗にまとめないとタイムは上がりません。
そしてこのカルーセは進入から出口にかけて微妙にコーナーのRが変わります。(Rとはコーナーの半径/きつさ)
そのため、通常のアウトインアウトのようなライン取りを簡単にさせてくれません。
更に難易度を上げる要素として、コーナー中にクレストを越えなければいけません。
一時的にタイヤにかかる負荷が変わるため、タイヤのグリップレベルに応じた最適ラインを、適切な操作でクリアする必要があります。
この様な様々な要素を全て攻略して初めてカルーセは攻略できます。
「キンク」
超高速コーナーであるキンクはドライバーの度胸試しとなります。
ここはカルーセの次のコーナーなので、スピードの出ている状態で侵入することになります。
ある程度ダウンフォースのある車両はブレーキを踏むことなくキンクに入って行きます。
しかし、画像からも分かるように鈴鹿の130Rに近い超高速コーナーです。
そしてキンクの後にはそれなりに長い直線区間が続くため、130Rよりもタイムへの影響が大きいです。
なので、できるだけ高速で通過したいところですが、なんとランオフエリアの舗装は一切なく、コースからウォールまでの距離は僅か数mと言う危険すぎるコーナーなのです。
過去には現インディカーシリーズであるチャンプカーシリーズで、バランスを崩してウォールに激突する激しいクラッシュがありました。
一瞬のミスや状況の変化で即クラッシュの危険なコーナーなので、しっかりと限界スピードを把握しておきましょう。
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