マヒンドラ 次世代マシンで争われる2022/2023シーズンに参加を発表

マヒンドラ 次世代マシンで争われる2022/2023シーズンに参加を発表

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マヒンドラ・レーシングは、FIAフォーミュラE世界選手権の2022/2023年シーズンから始まる第3世代への参加を発表した。

最初のGen3参戦チーム

フォーミュラEの2020/2021シーズン開幕が迫る中、インドのEVメーカーであるマヒンドラは2022年から始まるフォーミュラEの第3世代への参加を最初に表明した。
フォーミュラEへ長期間の参戦を続けるマヒンドラは継続的にフォーミュラEにコミットすることを再確認した。
マヒンドラグループは2025年までに50万台の電気自動車をインドに販売することを目標としており、フォーミュラEが将来の電気自動車と持続可能なモビリティ技術のための重要な場と考えている。

マヒンドラレーシング

マヒンドラレーシングはフォーミュラE初年度から参戦しているチームの1つであり、フォーミュラEでは唯一のインドメーカーである。
フォーミュラEでは4回の優勝、18回の表彰台、獲得ポイント690点を記録しており、グリッド上で最も安定したチームの1つとなっている。
マヒンドラは電気自動車の技術開発と革新を行い、気候変動に対処することに力を注いでいることでも知られており、「マヒンドラ・レーシング」はフォーミュラEチームとして初めてFIA環境認定で3つ星を受賞している。

フォーミュラEの第3世代マシンとなる「Gen3」は、よりパワフルでより軽量なマシンを目指し、充電の高速化、コスト削減などを含めたあらゆる面でパフォーマンスと効率性を高めることが予定されている。
新世代マシンのGen3は、電気自動車の激しく予測不可能なレースをさらに盛り上げることを目的としている。

各関係者コメント

FIA会長のジャン・トッドは次のように語った。

「FIAフォーミュラE世界選手権にとって、技術的に重要な節目を迎えるGen3世代。そこにマヒンドラレーシングが一早くコミットしてくれたことに感謝いたします。第3世代のレースカーは、選手権を成功に導いてきた今までの原則をさらに確立するものとなるでしょう。電気自動車技術を開発し、持続可能なモビリティを促進するという共通の使命を持つチームが、私たちと一緒に歩んで行くことを嬉しく思います」

フォーミュラEの最高経営責任者であるジェイミー・ライグルは次のように述べている。

「私たちは、マヒンドラグループを大衆向け電気自動車のキープレイヤーと見ています。2022/2023年シーズンに向けて、創設チームの1つであるマヒンドラレーシングがすでに参加を表明していることは、我々と目的を共有していることの証です」

フォーミュラEの共同創設者兼最高選手権責任者であるアルベルト・ロンゴもコメントした。

「長年のパートナーであるマヒンドラレーシングをフォーミュラEのGen3時代に参戦する最初のチームとして発表できたことを光栄に思います。E-Prixで4回の優勝と18回の表彰台という競争力のある記録を持つチームが、将来のグリッドに並ぶことを嬉しく思います」

マヒンドラ社のマネージング・ディレクター兼CEOであり、マヒンドラ・レーシング会長のパワン・ゴエンカは以下の様にコメントした。

「フォーミュラEはEV技術の最先端を象徴するものであり、マヒンドラの『Race to Road』戦略を通じて、重要な役割を果たしています。フォーミュラE選手権の第3世代へのコミットメントは当社の目的に合致しています。インドで最も著名なEVメーカーの1つになることを目指して、マヒンドラレーシングはコース上でもコース外でも、ファンや消費者に刺激的な体験を提供できると確信しています」

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