セルジオ・セッテ・カマラ ドラゴンレーシングから参戦へ
セルジオ・セッテ・カマラが来シーズンにドラゴンレーシングから参戦することが発表された。
昇格
ベルリンで行われた6連戦のレースで代役を務めたことでチームに評価され、2020/2021シーズンにドラゴンレーシングからフォーミュラEに参戦することが決まった。
2019/2020シーズンのフィナーレとなるベルリンを前に、ブレンドン・ハートレーがチームを離れることになったため、テスト兼リザーブドライバーとしてチームに在籍していたカマラがシートを獲得し、シーズン6の残りのレースを戦った。
来シーズンもブラジル人ドライバーとしてオールアメリカのドラゴンレーシングで戦うこととなったが、以前から速さを見せていた。
毎年恒例のマラケシュ・ルーキーテストでは2位を記録し印象的なパフォーマンスを見せていた。
適応力を見せた
フォーミュラE世界選手権での初のフルシーズンを前にカマラはインタビューに答えた。
「ベルリンでの忙しい9日間で多くの経験を積んだと思います。フォーミュラEマシンの最適化とレースフォーマットの中での作業について、多くのことを学びました。週末に最高の結果を出すためにはどうすれば最も効率的なのか、そしてどんな方法が最もエネルギーを上手く使えるのかについて特に学びましたね。エンジニアリングチームと協力してその作業にも多くの時間を費やしました。私にとって突然の仕事ではありましたが、ここから学び、オフシーズンに行った作業を最初のフルシーズンに生かせることに興奮しています。シーズンの目標は、各レースでベストの結果を残すこと。そしてシリーズの学習と、ドラゴンレーシングのクルー達との時間を楽しむことです! チームと共に成長し、ベルリンでのポジティブな勢いを継続して、2020/2021シーズンもコンスタントにポイントを競い合うことが目標です」
チーム代表のジェイ・ペンスキーは、セッテ・カマラの起用について次のようにコメントした。
「セルジオは、ベルリンでのチームで何ができるかをチームの皆に見せてくれました。セルジオのペースと適応スピードには満足しています。次のマシンであるPENSKE EV-5と我々の進歩により、彼の初フルシーズンを安定したものにし、ポイントフィニッシュができることを期待しています」