Race at Home Challenge チャンピオンシップ第3戦 リアルドライバーレース

Race at Home Challenge チャンピオンシップ第3戦 リアルドライバーレース

LINEで送る
Pocket

フォーミュラEは世界的な健康危機の中でシーズンの中断を余儀なくされているが、そんな状況でもユニセフを支援するために新たに開催されているバーチャルレースである「ABB Formula E Race at Home Challenge」のチャンピオンシップ第3戦が行われた。

リアルドライバーレース

「ABB Formula E Race at Home Challenge」は毎戦2つのレースを行う。
ひとつはリアルでフォーミュラEのドライバーを務めるプロレーサー達のリアルレーサーレースセッション。
もうひとつはオンライン予選を勝ち抜いたシミュレーターレーサー及びゲスト達のチャレンジャーレースセッションだ。
今回のレースはチャンピオンシップ第3戦となり、チャンピオンシップの強者が見えてくるだろう。
リアルドライバーレースシリーズでのランキング首位はマキシミリアン・ギュンター。
初戦と第2戦を勝利したギュンターは、このシリーズで最強のドライバーであることは間違いないだろう。

モナコ市街地コース

今回はチャンピオンシップシリーズ前に行われたテストレースで使用されたモナコ市街地コースでのレースとなった。
既にこのコースで1度レースをしているドライバーもいるため、より拮抗した対決になることが予想されている。
F1のターン1直前で右に入り、ヌーベルシケインに繋がる短縮版レイアウトだ。

決勝

フォーミュラEドライバーが一堂に会する「ABB Formula E Race at Home Challenge」は今回で3戦目。
ポールポジションを獲得したのはマヒンドラ・レーシングのパスカル・ウェーレイン。
2番グリッドに着けたのはメルセデス・ベンツEQのストフェル・バンドーン。
3番グリッドにはベンチュリーのエドアルド・モルタラが着けた。
2連勝中でランキング首位を直走るギュンターは6番手グリッドとなった。

スタート

レースがスタートして、注目の第1コーナー進入でアクシデントが発生。
ロキット・ベンチュリー・レーシングのモルタラが2番手のバンドーンに後ろから接触。
これにより姿勢を乱したバンドーンはコース上で横向きになってしまう。
バンドーンはすぐに復帰して2番手を守ったが、モルタラは後方のマシンに飲み込まれ、上位スタートの優位性を完全に失ってしまった。
多くのマシンが1コーナーのアクシデントの影響を受けて大混乱となる。
波乱に乗じてポジションを上げたのはBMWのギュンターだった。
6番手から3番手までジャンプアップし、ポイントリーダーの貫録を見せた。
ヌーベルシケインを抜けてトップはウェーレイン。
後ろにバンドーンとギュンターが続き、若い世代のドライバーがトップ3を占めた。
一方、後方ではホームレースとなったベンチュリーのフェリペ・マッサがBMWのシムズをパスして14位に浮上。
しかしシムズもマッサに仕掛け、ポジションを上げる。
結局マッサは15位でレースを終えた。

上位勢に大きな動きがないままレース終盤に入る。
トップのウェーレインからバンドーンまでは3秒以上の差がついており、3番手のギュンターもバンドーンから3秒程度離れたところにいる。
遂にリアルドライバーレースでギュンターの連勝を止めることが確実になってきた。

ウェーレインが初優勝

最終的にファステストラップをも手にしたウェーレインは、見事1位でチェッカーフラッグを受けた。
マヒンドラにとって、そして自身にとっても「ABB Formula E Race at Home Challenge」での初優勝だ。
2番手にはバンドーンが入りギュンターからのプレッシャーに耐えた。
3番手にはポイントリーダーのギュンターが続き、しっかりとポイントを獲得した。
Formula E Race at Home Challengeで初優勝を迎えたマヒンドラのウェーレインは以下の様に語った。

「スタートはとても重要でした。1コーナーを通過した後は後方のマシンと少しギャップがあったので、ペースをキープして落ち着いて走りました。僕にとってはとても楽なレース展開だったよ」

LINEで送る
Pocket