フォーミュラE ユニセフと提携
フォーミュラEは、世界的な健康危機に陥っている現在の状況に対しての活動として、ユニセフとの提携を発表した。
大型支援
今回のフォーミュラEとユニセフの提携により、コロナウイルスの大流行時に最も危険にさらされている子どもたちとその家族を保護するための世界的支援をすることを発表した。
このパートナーシップは、コロナウイルスの危機に晒されている世界中の子どもたちの健康と学習の維持に焦点を当て、遠隔学習プログラムへの貢献や、病院スタッフ、医療関係者等の最前線で働く人々へ、必要不可欠となっている保護具の供給などのプロジェクトに資金を提供する。
ユニセフと同様にフォーミュラEも、子どもたちや若者たちの未来のために、よりクリーンで安全な地球を取り戻すと言うビジョンを掲げており、フォーミュラEは電気自動車の普及を促進することで気候変動に対抗することを目的とした世界的なスポーツになった。
その発信力を活用して、コロナウイルスから子どもたちを守るユニセフの活動に対する認識を高めることが可能だ。
フォーミュラEはユニセフと協力して、対コロナウイルスの支援活動を支えるための募金を開始している。これらの取り組みは、フォーミュラ E からユニセフへの寄付に基づいて行われ、ユニセフの活動に即時効果をもたらした。
コロナウイルスの大流行に対するユニセフの対応には、子どもたちや若者の「健康」「福祉」「教育機会」「それらに対する二次影響」等の改善と、誤報による差別や汚名などの問題解決が含まれている。
今現在でもコロナウイルスが子どもたちに与えた影響は甚大であり、すでに15億人もの子どもたちが学校閉鎖のために教育を受けられなくなっている。
更に、世界経済に大きな混乱が生じた結果、家庭が生計を失い貧困に陥る危険性がある。
このような状況は近年では誰も経験したことのないものになっている。
フォーミュラEが行った寄付・募金活動・ユニセフに対する認識を高めるための支援は、世界中の子どもたちの生活をより良い方向に変えることを目指している。
代表コメント
ユニセフUKのパートナーシップ及び慈善活動担当サブエグゼクティブ・ディレクターのサラ・ウォードは次のように述べた。
「フォーミュラEがコロナウイルスに対するユニセフの対応を支援していることを嬉しく思います。フォーミュラEのような支援者の皆様の寛大な寄付のおかげで、ユニセフは世界中で人々の生活支援活動を続けていくことができると自負しています。ユニセフは医療機器や衛生キットの提供、学習教材の開発、予防キャンペーンの実施、誤報への取り組みなどを通じて、世界中の子どもたちとその家族を支援することができます」
フォーミュラEのCEOであるジェイミー・レイグルもコメントした。
「フォーミュラEは、電気自動車の採用を加速させることで地球規模の気候変動を減らすことを目的として設立されました。今日、私たちは、世界的な健康危機から未来の世代を守るために行動を起こしています。ユニセフとのパートナーシップとユニセフへの最初の寄付は、危機に瀕している子どもたちの健康、安全、教育を守るための長期的な旅の始まりです。フォーミュラEのチーム、メーカー、ドライバー、パートナー、すべてのスタッフを代表して、ユニセフを支援できることを光栄に思います。」
