サム・バード、セールGPを体験
ディルイーヤでのフォーミュラE開幕戦で、シーズン最初の勝者になったエンビジョンヴァージンレーシングのサム・バードは、全く異なるセールGPのヨットを体験した。
ヨットレース界に新たに名乗りを上げた最高峰のヨットレース「Sail(セール)GP」
多額の優勝賞金が用意された初年度のレースは注目を集め、「海のF1」と呼ばれる。
大富豪のラリー・エリソンと、有名なセーラーのラッセル・クーツの2人によって設立され、2019年2月からシーズンが開幕。
日本・中国・オーストラリア、フランス、イギリス、アメリカが参加し、シドニー、サンフランシスコ、ニューヨーク等の世界各国を舞台に激しいヨットレースが行われる。
2019年のレースでは日本も勝利を収め、少しずつ認知度が上がってきているスポーツである。
使うヨットは約15メートルもの全長の大型ヨットであり、最高速度は100kmを記録する。
船の制御には多くのテクニックとパワーが必要となり、素人が簡単に扱うことは不可能であるが、サム・バードはセールGP出場選手からのレクチャーを受けてヨットの操縦を行った。