1,184bhpのフォーミュラEファミリーカー
アウディ・スポーツ・アプト・シェフラーのドライバーとコンポーネント会社シェフラーが協力し、4ePerformanceコンセプトを紹介する。怪物フランケンシュタインのようなアウディサロンは、ブラジルのチャンピオンカーから引き出された4つの電動モーターを内蔵する。
各モーターが220kWを出力すると、平歯車ユニットを介して分割されたホイール1つずつに接続する。その結果、880kWに相当する1,184bhpの出力が可能だ。これはフェラーリ488 GTBとランボルギーニ Huracanが一緒に組み合わさってもなお勝る。
車体には64kWhの容量を持つ2つのバッテリーが搭載されている。1つのホイールに1つのモーターがあるため、トルクベクタリングがあり、ラインからの効果的な爆発の可能性が最も高くなる。停止した状態から7秒未満で速度200 km / h（124mph）で加速することが可能なくらい爆速だ。これはスポーツかーではなく、一般的なファミリカーの4ドアサロンの話している。
4ePerformanceはコンセプトかもしれないが、その背後には十分な理由がある。ABB FIAフォーミュラE選手権は、自動車メーカーがロードカー技術を開発するためのテストベッドとして機能し、フォーミュラEチャンピオンのルーカス・ディ・グラッシとシェフラーCTOのピーター・グッツマー教授はこのコンセプトカーが実現することに熱望している。
「シェフラーは技術の専門知識を最初からフォーミュラEに寄稿したのと同じように、ロードかー環境でも先駆的な役割も担うコンポーネントと完全なシステムソリューションのパートナーだ」とGutzmer氏は述べる。
アウディのような電気自動車メーカーが増えれば増えるほど、今回のシェフラーが発表したコンセプトカーのような車に会える日もそう遠くはなく、それまでの間は、フォーミュラEに注目しておくことをおすすめする。
