ヴェンチュリー・オートモービルが世界新記録への挑戦を発表
ヴェンチュリー・オートモービルが3000馬力を発生するすべて電気を駆動とするVBB-3がFIAランド・スピード・レコードの記録を破る準備が整ったと発表した。
この電気自動車の開発者はヴェンチュリー・オートモービルとオハイオ州立大学センターのパートナーシップ、通称CARで開発され、このパートナーシップはこの記録の前保持車である、VBB-2.5を開発したメンバーだ。
VBB-3を開発するうえで、車産業とレース業界において欠かすことのできない課題である、電気の推進力と電気効率の分野の開拓をするのに集中したようだ。FIAフォーミュラE選手権の車両マニュファクチャラーとして、VBB-3の開発によってヴェンチュリーはフォーミュラEに活かすことのできるものをいくつも得たようだ。
ヴェンチュリーのプロジェクトエンジニアリーダーであるダルフィン・ブラケイは次のように述べた;
「我々のパートナーシップ、CARでともに2010年に打ち立てたFIAランド・スピード・レコードの記録を破るべく、同じ目標を掲げて達成するためにやってきた。我々はこの非常にユニークなプロトタイプ車のポテンシャルを見せつけたいと思っている。」
このヴェンチュリーのパートナーのためにオハイオ州立大学の25名の若い学生エンジニアたちがモータースポーツ業界の中でも早いペースで優れた洞察力を用いて開発を進めてきた。
まもなく卒業生となるエヴァン・マレイは以下のようにコメントした;
「VBB-3プロジェクトで働いている時にたくさんの知識や人との出会いを得ることができた。VBB-3は自分に関して大きなものだった。人々はこの活動にすごい興味を抱いていた。自分の時間を大学の勉強とVBB-3にどれだけつぎ込んだかはわからないな。」
>> Comment from EVracing.jp
学生の執念ともいうべきものが詰まったVBB-3の挑戦の成功を祈ってます!
source: http://www.fiaformulae.com/