フォーミュラE 2025 第6-7戦 モナコE-PRIX 情報

フォーミュラE 2025 第6-7戦 モナコE-PRIX 情報

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フォーミュラE 2025シーズンの第6-7戦であるモナコでのレースが間もなく開催される。
21 05 06

歴史あるサーキット

グランプリレースの伝説的存在であるモナコ市街地コースでのフォーミュラEが今年も行われる。
モナコは世界で2番目に小さい国でありながら、非常に高い人口密度を誇る。
世界一の物価を記録する”お金持ちの国”として知られるモナコは、モータスポーツの歴史が非常に長い。
F1のモナコ・グランプリは、世界三大レースの1つとして有名であり、F1GPの中で屈指の長い歴史を誇る。
そんな元祖市街地コースとも言えるモナコ市街地サーキットで、最先端の電気自動車がレースを行う。
開催時期の気温は14-19℃程度となっており、過ごしやすい気候だ。

現在、チャンピオンシップをリードしているのは日産のローランドだ。
前戦もペナルティがなければ4位に入っていたことを考えると非常に競争力が高いことが伺える。
ローランドを追うのはポルシェのダ・コスタとウェーレインの2人であり、直接対決も予想される。


コース情報

全長:3.337km
ターン:19

概要

例年同様、伝統のモナコ市街地コースがフルコースの完全版で開催される。
モナコE-Prixの初回開催からの3大会は全てショートレイアウトでの開催であったが、2022年から完全なフルコースレイアウトでの開催となっている。
フルコースレイアウトはF1で使用されているため、フォーミュラEにとっては高速コースと呼べるものになっておりオーバーテイクのチャンスも多い。
ただ、Gen3マシンのバッテリーマネジメントは非常にシビアであることから、序盤のレースクラフトが重要となってくるだろう。
フルコース開催が始まってからはファイナルラップまで優勝争いが続くことが多く、最後の直線も長いためにチェッカーを受けるまで誰が勝つかは予測できない。

ターン

ターン1から本来のモナコ市街地コースが始まる。
フォーミュラEにとっては長いホームストレート後のコーナーであり、オーバーテイクのチャンスは十分にある。
ターン3までは緩やかに曲がりながら坂を上っていく。
全開時間が長いためバッテリーを多く消費することになるエリアだ。
ターン4を曲がると下りのセクションとなり、バッテリーマネジメントを行いやすくなる。
特にターン5までは短いストレート上でエネルギーマネジメントを行うドライバーが多く、稀にオーバーテイクを狙うドライバーがいるため注目だ。
下りのターン5と有名なヘアピンであるターン6はオーバーテイクポイントとなり得る。
ターン8を抜けるとトンネルに入り、高速のターン9を通過していく。
その後のターン10は最大のオーバーテイクポイントとなり、バトルの末にシケインをカットしていくマシンが多くいると思われる。
ターン11からは過去のショートレイアウトと同様のレイアウトである。
ターン13から2連続のS字コーナーをリズミカルにクリアし、ターン17、18の複合ヘアピンを抜けて最終のターン19を迎える。
フィニッシュラインはスタートラインと同じ場所に設置されているため、ファイナルラップのストレートでバッテリー切れを起こしてしまうリスクもある。
 Monaco-start

5月3日(土)

14:30 - 15:15 プラクティス1
16:10 - 16:45 プラクティス2
17:40 - 19:03 予選
22:05 - 23:00 決勝

5月4日(日)

15:30 - 16:25 プラクティス3
17:40 - 19:03 予選
22:05 - 23:00 決勝
一部セッションは公式youtubeで生配信される。
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