エクストリームE セントヘレナ号がテムズ川を航行

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エクストリームE用に作られた船であるセント・ヘレナは、6月27日に世界初の水素オフロードレース選手権「エクストリームH」の公式お披露目に先立ち、ロンドンのテムズ川を航行した。

2019年1月のエクストリームEの立ち上げのためにロンドンに寄港したセント・ヘレナ号は、象徴的なタワー・ブリッジの下を通過した後、HMSベルファストの隣に係留された。
エクストリームHの創設者兼CEOであるアレハンドロ・アガグは、次のように述べている。

「エクストリームHを搭載したセントヘレナ号がテムズ川を走るのを見ると、5年前に同じ場所でエクストリームEを発表したときの素晴らしい思い出がよみがえります。私たちは皆、史上初のエクストリームHカーを公開することに興奮しており、シリーズの成功にとって極めて重要です。レース選手権として私たちをユニークなものにしている要素のひとつであるセントヘレナ号で発表を行うことは記念すべきものです。私たちは、モータースポーツと水素の新時代をスタートさせることを楽しみにしており、タワーブリッジを背景にしたテムズ川でそれを行うことは、特別な感覚となるでしょう」m15358_crop169014_1024x576_proportional_1719394343FDF2

エクストリームEの世界的な旅は、その中心であり拠点であるセントヘレナ号の浮遊によって可能となる。
セントヘレナ号は、シリーズに参戦する各マシンを含む選手権の貨物やインフラを各レース開催地の最寄りの港まで輸送するために使用され、エクストリームEのCo2排出量を航空便に比べて75%削減している。
かつて、セントヘレナ島に貨物・旅客輸送網を提供していたロイヤル・メールの貨物・旅客船であったこの船は、2020年に数百万ポンドをかけた大規模な改修工事を行い、機械のオーバーホール、VIP向けのホスピタリティホテル施設への全面改装、カラーリングの一新などが行われた。

エクストリームHの正式発足は、モータースポーツの未来を再定義するものである。
このシリーズは、そのルーツである電気レーシングから世界初の水素レーシング・シリーズへと進化し、2025年からは競争力のあるレース環境で最先端の水素技術をテストする準備を進めている。m15357_crop169014_1024x576_proportional_171939434348B3

出典:https://www.extreme-e.com/en/news/1280_St-Helena-arrives-in-London-ahead-of-tomorrows-Extreme-H-official-launch

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