フォーミュラE DSペンスキーがGen3カラーリングを発表
DSペンスキーは、2023シーズンを戦うDS E-TENSE FE23を公開し、現フォーミュラEチャンピオンのストフェル・バンドーンと、二度のチャンピオンであるジャン-エリック・ベルニュのドライバーラインナップを再度示した。
DSは、Gen2時代にドライバーズタイトルとチームタイトルを獲得しており、合計で10勝、15回のポールポジション、28回の表彰台という記録を残している強力なチームだ。
新たにペンスキーとタッグを組み、バンドーンを迎えての新体制となるGen3時代でも大きな成功の可能性を感じさせる。
新たなマシンには、チームのトレードマークの黒と金のカラーリングを施し、チームの存在感を維持することを目指した。
DSオートモビルズのCEOであるベアトリス・フーシェは、さらなる勝利とタイトル、そして新記録を目指しており、電動レースシリーズに参加し続けることが研究開発を加速させる鍵になると語っている。
「DSオートモビルズは創業以来、電動化を世界戦略の中心に据えています。フォーミュラEで初のプレミアム・メーカーとして成功し、第2世代のマシンで数々の記録を打ち立てたことで、私たちの技術的なノウハウは高まり評判も高まりました。私たちは優秀なチームと優れたドライバー、そして2024年からの新しい電気自動車専用モデルの発売に合わせてタイトルを獲得し続けるという明確な目標とともに新たな章をスタートさせます」
DSパフォーマンスディレクターであるエウジェニオ・フランゼッティは次のように語った。
「これはDSパフォーマンスにとって非常にエキサイティングな瞬間です。第2世代マシンで大きな成功を収めた後、より軽く、より速く、よりパワフルな第3世代フォーミュラEマシン”DS E-TENSE FE23”を発表することになりました。23年から始まる、モータースポーツ界のビッグネームのひとつであるペンスキー・オートスポーツとの提携は、チームにとって新しい章となります。そしてこれからのシーズン、私たちのマシンにはストフェル・バンドーンとジャン・エリック・ベルニュという2人の偉大なドライバーが乗ります。この2人のチャンピオンは非常に速く、信頼性が高いので、間違いなく我々の車とDSブランドの技術力を披露してくれるでしょう」
チーム代表のジェイ・ペンスキーもコメントした。
「新世代のレーシングカー、新しいパワートレイン、そして私たちが長年尊敬してきたメーカーとの歴史的な提携。シーズン9に向けてこれ以上ないほど興奮しています。ストフェルとジャンはシリーズで最も強力かつ経験豊富なラインナップであり、シーズンの見通しも非常に強いと確信しています。2023年1月のメキシコシティで旅が始まることを楽しみにしています」
