フォーミュラE ジャガーがGen3カラーリングを発表
ジャガーTCSレーシングは、イーストロンドンで行われたイベントで新型I-TYPE 6の非対称なカラーリングを発表し、ミッチ・エバンスとサム・バードを起用することを再度紹介した。
ジャガーTCSレーシングは、シーズン9から始まるGen3時代において、I-TYPE 6を使用してさらなる飛躍を目指す。
チームはGen2時代の好調を維持するため、2人のドライバーを維持し、2023シーズンもエバンスとバードのラインナップを継続することを発表しており、ドライバーを変更しない唯一のチームである。
チーム代表のジェームズ・バークレーは、次のシーズンでタイトルを獲得することが目標であり、世界有数のレースシリーズをジャガー・ランドローバーの市販EVの開発にフィードバックさせるために継続的に使用すると述べた。
「体制発表日はいつも誇らしくエキサイティングな瞬間ですが、来年はフォーミュラEのGen3時代に突入するため、これまで以上にエキサイティングです。シーズン9は、これまでで最も競争力のあるスリリングなシーズンになることが予想されます。全く新しい電気自動車であるジャガーI-TYPE 6は新しいチームデザインによって、モダンラグジュアリーに調和した芸術作品に生まれ変わりました」
「フォーミュラEでの7シーズン目を迎えるにあたり、私はチームとしての歩みを振り返っています。ジャガーTCSレーシングには、レーストラックでの成功を超えて果たすべき重要な役割があり、2025年からジャガーが電気自動車ブランドとして生まれ変わることを支える役割を果たすことができるのは光栄なことです。私たちはジャガーI-TYPE 6と才能あるチームの強さに自信を持っており、今シーズンが何をもたらすか楽しみにしています」
ジャガーは、同じ英国を拠点とするチームであるエンビジョン・レーシングにパワートレイン技術を提供し、グリッド上での存在感を倍増させている。
これは、新時代において特に重要な、迅速な開発作業に必要なデータ収集を倍増させることになる。
2023年もジャガーで参戦を継続するエバンスは次のようにコメントした。
「昨シーズンはドライバーズチャンピオンシップで2位となり、これまでで最高のシーズンでした。2023シーズンはさらに上を目指します。新しいジャガーI-TYPE 6は、パワーとスピードが向上し、私たちに多くのものを与えてくれます。フォーミュラEはとても競争の激しいカテゴリーですが、1月のシーズンインが待ち遠しく、ドライバーズとチームの両方のチャンピオンシップを獲得するために戦うことができると確信しています」
2022シーズンは不調に終わったバードは、Gen3時代での復活を誓った。
「昨シーズンは浮き沈みが激しく、途中の怪我の影響でシーズンを終えることができなかったのが非常に残念でした。オフシーズンを利用して気持ちをリセットし、より強くなって戻ってきます。チームのために良い結果を出すことに、これまで以上に意欲的になっています。私たちは全力を注いでおり、私たちができることを皆さんにお見せするのが本当に楽しみです」
