ダ・コスタが2022シーズンの意気込みを語る
DSテチータのシーズン6チャンピオンであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、2022年に自身とチームが「戻ってくる」ことを誓った。
テチータの2021シーズンは全体的に見れば好調であったものの、複数のタイトルを獲得した頃のような成果を出すには至らなかった。
最終的にチームは3位でシーズンを終え、チャンピオンを獲得したメルセデスに15ポイント差だった。
ダ・コスタは、最終ラップにオーバーテイクを決めたモナコでの見事な勝利を含む3つの表彰台を獲得したものの、大接戦となったドライバーズ選手権では8位に終わった。
また、チームメイトのジャン-エリック・ベルニュも速さを見せるレースはあったものの10位となった。
ダ・コスタは、チームタイトルの2冠とドライバーズタイトルのハットトリックを達成したときのような、圧倒的な強さを取り戻したいと考えていると語った。
「チームのダブルタイトルとドライバーズタイトルのハットトリックを達成した頃の様なチームを再構築したいと考えています。これまでのところ、チームはとても順調です。昨年から取り組んできた多くのテスト項目や改善すべき点を確認してきました。このグループは常に野心を持って仕事をしている人たちで構成されています。なので、私たちはチャンピオンシップに参加するために来たのではなく勝つために来たのです」
「チームはスムーズに運営されていて、皆チャンピオンに返り咲くことにとても貪欲です。プレシーズンテストはそんな我々にとって重要な数日間でした。まだまだ多くの課題に直面しているので、それを改善して実現するためには更なる努力が必要になります」
「ベルニュと再びチームとして戦えることが嬉しいです。私たちはとても仲がいいですが、他のチームもほとんどがそうだと思います。ただ、私たちはそれ以上だと思います」
「チーム運営の影響により、僅かなリストラがありましたが、95%の人はチームに残っているため、ほとんど人は継続して仕事をしており心配はしていません」