フォーミュラE ボッシュとのパートナーシップ継続に合意
フォーミュラEとボッシュは、新たな複数年にわたるパートナーシップに合意した。
ボッシュはフォーミュラEシーズン4でパートナーシップを発表して以来、フォーミュラEと緊密に協力してきたが、シーズン10までフォーミュラE世界選手権のオフィシャル・パートナーとして専門知識を共有することに合意した。
電動モビリティを推進するという共通の目標を持つボッシュとフォーミュラEは、レーシング業界から市販車業界までのEV技術の革新を進める上で重要なパートナーとなっている。
フォーミュラEがシーズン9から次世代の”Gen3″時代に突入することが予定されており、ボッシュはフォーミュラE世界選手権と協力して更にパワフルで軽量なマシン作りと、世界中の市街地でレースを行い、ファンを魅了するハイレベルでドラマチックなレースを増やしていくことを目指す。
EV業界をリードするボッシュのソフトウェアとハードウェアは、あらゆる形態の電動モビリティの革新を促進している。
特にドラゴン・ペンスキー・オートスポート社との関係で実証されたように、オーダーメイドの車両管理システムを介している。
高いテクノロジーと持続可能なモビリティーの実現に重点を置くことで、フォーミュラEとボッシュのパートナーシップは真の統合的コラボレーションとなっている。
フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルは次のように述べた。
「ボッシュは統合された技術とマーケティングを通じて、電動モビリティの推進に取り組んでおり、フォーミュラEの完璧なパートナーです。フォーミュラEとのパートナーシップのもと、世界中の都市でそのイノベーションを披露してくれることを嬉しく思います」
ボッシュの取締役会メンバーであるマーカス・ヘイン博士は次のように述べた。
「電動モビリティは、ボッシュのビジネスの中核をなす分野として確立しつつあります。ボッシュのコンポーネントを搭載した電気自動車は、今では世界中の道路で見られるようになりました。今後もフォーミュラEの公式スポンサーとしての役割を継続し、フォーミュラEシリーズで試行錯誤されたモーターレーシング技術を市場に提供することで、私たちが電気自動車の重要な技術パートナーであることを証明します」