フォーミュラE バンクーバーE-Prix開催が決定
FIAフォーミュラE選手権は、バンクーバーE-Prixを2022年7月2日に開催することを発表した。
初開催となるバンクーバーE-Prixは、フォールス・クリーク地区にあるロジャース・アリーナ前で開催される。
バンクーバーE-Prixは、フォーミュラEシーズン8の2022年7月2日に開催が予定されており、フォールス・クリーク地区にあるロジャース・アリーナ前にコースが設定させた。
また、レースイベントではレースだけでなく、ミュージシャンによるパフォーマンスも予定されており、バンクーバーE-Prixでの3日間を華やかに彩る。
その他にも、気候変動と持続可能性をテーマにしたカンファレンスや、地域住民を対象としたパドックツアー、新たに”シティゲート・ストレート”と呼ばれるようになったフォルスクリーク・レースサーキットでのフィットネス・チャレンジなど、様々なイベントが予定されている。
フォーミュラEの共同創設者兼チャンピオンシップ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴは次のように語った。
「カナダのフォーミュラEイベントはエキサイティングでダイナミックであり、革新的なスポーツとエンターテインメントのイベントです。カナダおよび世界中で電気モビリティの普及と気候変動対策を推進します。地元のパートナーと協力して、2022年にフォーミュラE世界選手権をバンクーバーの街中で開催し、最新のイノベーションを紹介できることを楽しみにしています」
バンクーバー市議会議員のサラ・カービー・ヨンもコメントした。
「この素晴らしいイベントがバンクーバーで開催されることを発表でき、嬉しく思います。我々はチームや地域コミュニティと協力して、2022年にカナダにフォーミュラEイベントを提供できることを楽しみにしています。フォーミュラEは持続可能な交通手段を支援する”ネット・ゼロ・カーボン・イベント”であることから、現在打撃を受けている観光部門や、住民、地域経済にとって大きな後押しとなると考えます。その他にもさまざまな分野で利益をもたらすでしょう」
デスティネーション・バンクーバーの社長兼CEOであるロイズ・チェウィン氏は次のようにコメントした。
「来夏、2022年バンクーバーE-Prixを開催することを大変うれしく思っています。持続可能性とクリーン経済の促進をテーマとするこのイベントは、バンクーバーに非常にマッチしており、開催できることを誇りに思います。地元の観光経済を再建するにあたり、フェスティバルやイベントの復活は街に活気を取り戻し、観光客を呼び戻し、多くの観光関連ビジネスを支援するための重要な役割を担っています」
ABBカナダのマネージング・ディレクター兼電化事業責任者のエリック・デシェネスは次のように述べた。
「1世紀以上にわたり、ABBカナダは産業界最先端の電化・自動化技術を提供するために革新と投資を行ってきました。フォーミュラE世界選手権とのパートナーシップは、低炭素経済への移行を加速させ、持続可能性の進展を促す技術をテスト・開発する機会となります。カナダで最も環境に優しい都市であるバンクーバーでフォーミュラEが開催されることは、将来の世代にとっても重要です。健康的で豊かな世界を可能にするために、現在行われている進歩を証明するものです」
