オリバー・ローランド マヒンドラへ移籍

オリバー・ローランド マヒンドラへ移籍

LINEで送る
Pocket

マヒンドラ・レーシングは、オリバー・ローランドが2021/2022年のFIAフォーミュラE世界選手権でチームに参加することを発表した。

オリバー・ローランドは、2021/2022年のFIAフォーミュラE世界選手権に向けて、日産からマヒンドラに移籍し、同じ英国人のアレクサンダー・シムズとパートナーを組むことになった。
現在29歳のローランドは、日産に乗りフォーミュラEで3シーズンを戦い、5回のポールポジション、5回の表彰台、そしてシーズン6のベルリン・フィナーレでは初優勝を経験している。
日産でのフルシーズン参戦の前に、ローランドは2015年のプンタ・デル・エステでマヒンドラからフォーミュラEデビューをしている。
この時は、プトラジャヤでのクラッシュで負傷したニック・ハイドフェルドの代役を務める形での参戦となった。
初参戦をサポートしたマヒンドラチームへの移籍となるローランドはインタビューに答えた。

「シーズン8に向けてマヒンドラ・レーシングに参加することになり、とても興奮しています。新しいチームに移るのはもちろん大変なことですが、私のフォーミュラEでの経験と昨シーズンのチームの成績を合わせれば、一緒に素晴らしいことを成し遂げられる可能性があると思っています。また、アレクサンダーがチームメイトになってくれて本当に嬉しいです。彼と一緒にクルマの性能を最大限に引き出して、チームのために良い結果を出したいと思います」

チームメイトとなるシムズは2021シーズンにマヒンドラへ移籍しているため、来シーズンは2年目のシーズンとなる。
シムズはローマで2位表彰台を獲得しており、移籍前のBMW時代にはディルイーヤで優勝を経験している。21 09 09

シムズもインタビューに答えた。

「今シーズン、チームのみんなと一緒に仕事ができて楽しかったです。シーズン中にも多くのことを学び、いくつかの好成績を残すことができました。次のシーズン8では、さらに多くのことを達成できる可能性があり、今シーズンの学びを生かすために努力します。オリバー(ローランド)は非常に速く、素晴らしいレーサーなので、彼と一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています」

マヒンドラ・レーシングのチーム代表であるディルバフ・ギルはローランドの加入についてコメントした。

「オリバー(ローランド)をマヒンドラ・レーシング・ファミリーに迎え入れることができてとても嬉しいです。2015年にここでフォーミュラEキャリアをスタートさせた彼は、このシリーズにおいて強力な予選パフォーマンスと強力なレースペースで実績を残しています。我々はフォーミュラEグリッド上で最も強力なドライバーラインアップを持っているチームのひとつであると信じており、アレクサンダーが来シーズンもチームと一緒にレースをすることも嬉しく思っています。マヒンドラ・レーシングはフォーミュラEでの旅を続けることを楽しみにしています」
「また、昨シーズン、チームに貢献してくれたアレックス・リンに感謝したいと思います。一緒に忘れられない思い出を作ってきましたし、彼はマヒンドラ・レーシングの歴史の中で常に特別な存在です」

LINEで送る
Pocket