フォーミュラE コスト削減策を導入

フォーミュラE コスト削減策を導入

LINEで送る
Pocket

フォーミュラEとFIAは、covid-19による世界的な健康危機の影響を受けて、フォーミュラE世界選手権が開発コストを削減することで、参戦チームの財政的負担を軽減することを確認した。

新車両の見送り

コスト削減計画の一環として、フォーミュラE、FIA、各チーム及びメーカーは、次世代の新車両であるGen2 EVOの発売を、当初予定されていた2020/2021シーズンから2021/2022シーズンのフォーミュラE世界選手権まで延期することを全会一致で合意した。
電子投票の結果、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)はホモロゲーション期間を延長する決定を承認し、メーカーは今後2シーズンの間にパワートレインコンポーネントの変更を1度だけ行うことができる。
このレギュレーションの変更により、参戦中の各チームは第7シーズンに新マシンを導入するか、既存の技術を次のシーズンも継続して使用し、翌年に新マシンのホモロゲーションを行うかのいずれかを選択できる。
今回のコスト削減案導入の結果、選手権参加者の長期的な財政的安定性を高めることが可能になった。
フォーミュラEとFIAは、今後2シーズンで車両開発費を半減させるために、柔軟かつ協力的なアプローチをとっている。
フォーミュラEは地域社会を支援するだけでなく世界的な健康危機と戦い、コロナウイルスの影響を受けている人々を支援するためにより多くの方法を見つけることにも力を注いでいる。

各会長のコメント

FIA会長のジャン・トッドは今回のコスト削減案について以下の様に語った。

「このような困難な時期にあって、モータースポーツのコスト構造を適応させることは、その持続可能性を確保するための優先事項です。世界モータースポーツ評議会で承認されたFIAフォーミュラE選手権の決定は、他のFIA種目の議論と一致しています」

フォーミュラEの創設者であり会長であるアレハンドロ・アガグは次のようにコメントした。

「この厳しい時期に我々は柔軟なアプローチをとってきました。シーズンを一時的に中断するという迅速かつ賢明な決断だけでなく、チームの開発コストを下げるための対策も実施してきました。我々はチームやメーカーからのフィードバックに耳を傾け、FIAと緊密に協力して第2世代EVOの発売を延期し、今後2年間はチームを1つのホモロゲーションに限定しました。そうすることで、予想されていた車両開発コストを半減させることができました。これは、健康危機と経済環境を考えると、コストを抑えるために必要な行動であったのです。」

LINEで送る
Pocket