Umicoreと提携してバッテリーリサイクルプログラムを開始

Umicoreと提携してバッテリーリサイクルプログラムを開始

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フォーミュラEでは、環境保護やリサイクルに熱心に取り組んでいます。
そのためベルギーの材料技術とリサイクルの専門家「Umicore」と提携して、リチウムイオンバッテリーユニットと自動車に使用されるセルをリサイクルしています。
ウィリアムズアドバンストエンジニアリングによって作成された電池は回収され、分別・解体・リサイクルからなるリサイクルプロセスに入っています。
ここでは、独自の製錬技術と冶金処理を使い、貴重な金属が回収されています。

 

フォーミュラEの創設者兼最高経営責任者(CEO)のアレハンドロ・アガグ氏は、次のように述べています。
「バッテリーセルをリサイクルすることができるということは、環境への影響を最小限に抑えるために最善を尽くし、クリーンモビリティをより広く推進するメッセージとなります。 」
「バッテリー内の金属は、特性を失うことなく無限にリサイクル可能です。バッテリーを分解した後、環境が有害な化合物にさらされないようにして、金属および金属合金は新しい充電式バッテリーまたは他の製品に再び使用されます。」

 

Umicoreのシニアバイスプレジデントを務めるKurt Vandeputte氏は、次のように述べています。
「Mahindra Racingとのテクノロジーパートナーとして、シーズン1および2の寿命を迎えたバッテリーのための持続可能なリサイクルソリューションを提供できることを嬉しく思います。」

 

Umicoreは、完全なリサイクルを提供している世界でも数少ない企業の1つです。リチウムイオン充電式電池に対する同社独自のアプローチは、環境への影響を少なく抑えることを保証します。
Umicoreは、Corporate Knightsが発行した世界で最も持続可能性の高い企業の2019年のトップ100にランクインしています。

 

ウィリアムズアドバンストエンジニアリングのテクニカルディレクターであるポール・マクナマラは、次のように述べています。
「チームは、最初の4シーズンでFormula Eの発売と開発を可能にする基本的な役割に大きな誇りを持っています。バッテリーの信頼性は99.5パーセントを超えました。我々は、フォーミュラEを祝福している。」
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