CarrollとEvansがジャガーレーシングのドライバーに決定
パナソニックジャガーレーシングが新しいカラーシングとタイトルスポンサーを明らかにしました
ジャガーは9月8日、エレクトリックモータースポーツの未来、チームの正式名称、ヴィジョン、タイトルスポンサー、ドラーバーラインナップ、カラーリングを披露しました。
I-TYPE 1は10月からFIAフォーミュラEチャンピオンシップにおいて、ジャガーの歴史上で初めてエレクトリックレーシングカーで参戦します。
ジャガーコレクションセンターで行われた発表記念イベントにおいて、I-TYPE 1はチームのドライバーとして予定されているHo-Ping Tungの運転によってドラマッチックなデビューを果たしました。また’Race To Innovate’として、電気自動車に対する認識の変化、エレクトリックテクノロジーの発展、次世代を応援する、という内容のブランドとしてのコミットメントを発表しました。
また、デビューイヤーはAdam CarrollとMitch EvansというエキサイティングなドライバーがI-TYPE 1をドライブします。このドライバー達は、ジャガーがトップレベルのレースの場に戻ってくることを大いに牽引してくれそうです。
ジャガーは今後の開発をするために、電子機器や自動車テクノロジーの大手であるパナソニックと提携し、電気技術パフォーマンスの限界を押し上げることを約束した。
パナソニックジャガーレーシングの会長であるGerd Mauserは「今日、ジャガーレーシングの歴史に新たなる1ページを刻みました。フォーミュラEの中で初の高級車メーカーとしてトップレベルのモータースポーツに戻れることを誇りに思います。未来は変わり続けています、そして我々はその一部です。我々は、全ての新しい世代のジャガーレーシング のファンを、このエキサイティングな旅に参加してもらえるように影響を与える事のできる街中でのレースを待ちきれません。フォーミュラEは新しい世代に影響を与える完璧なプラットフォームです。」
ジャガーランドローバーは9000人を雇用し、あらゆる事業部門に股をかける英国最大の研究開発投資家です。
ジャガーランドローバー製品開発のエグゼティブディレクターのNick Rogers氏は、フォーミュラEは次世代の電気自動車技術と、ジャガーランドローバーの将来の製品における電気自動車の重要性を開発するのに、重要な役割を担っていると強調しました。
更にRogers氏は「我々は自動車業界において、今後5年間で今までのの30年よりも多くの変化を見る事になるでしょう。チャンピオンシップは、厳しい条件の下で、当社の高度な技術を設計し、テストすることが可能となります。私たちは、現実世界の開発の一環として、この重要なデータを生かして行きます。ジャガーランドローバーにおいて、我々は9000人のエンジニアを採用し、チームがデータを抽出し、レース環境での電気技術の限界をプッシュするために、これらのエンジニアを利用しています。」
パナソニックジャガーレーシングは、昨日ドニントンパークで、21日間のフォーミュラEの適合検査とテストが完了しました。
パナソニックジャガーレーシングのチームディレクターであるJames Barclayは「今日の公式発表は、自分自身とパナソニックジャガーレーシングチームの両方にとってとても誇らしい瞬間です。チャンピオンシップで私たちがデビューするために、9ヶ月間全員がとても懸命に働きました。ジャガーファミリーにAdam, MitchとHo-Pinまた我々の新しいファンを迎え入れることができてとても嬉しいです。私たちは、トラック上でもトラック外でも成功を収めたいと思っています。競合する他チームが2年早くスタートしている中での挑戦は大変だと分かっています。なので初めのシーズンは私たち自身でチームに期待してはいけなません。勝つために我々はここにいますが、革新をするためにもこの場にいるのです。私はJean Todtと彼のFIAのチーム、またAlejandro Agagと彼のチームに、この革新的なシリーズで彼らのビジョンを構築し、ジャガーがエントリーするために12ヶ月にわたり支援してくれた事に感謝したいです。」と発言した。
> Comment from EVracing.jp
ジャガーの参戦は今後のレースの発展だけでなく、電気自動車の技術発展にも大きな一歩となりそうです。
source: http://www.fiaformulae.com/