フォーミュラE キャシディがシトロエンでの初優勝を語る
シトロエンは、ニック・キャシディの見事な走りにより、フォーミュラE史上20番目となる勝利ブランドとなった。
ニック・キャシディはメキシコシティで完璧なレース運びを披露し、シトロエン・レーシングにフォーミュラE初勝利をもたらした。
計算し尽くされたキャシディの走りで参戦からわずか2戦目での快挙である。
キャシディは直近5戦中4勝を挙げるという驚異的な好調ぶりを見せている。
ジャガーTCSレーシングからステランティス製パワートレインへと移行した後も勢いは衰えず、フランスの名門メーカーの一員としてすでに完全に馴染んでいるように見える。
また、キャシディは開幕戦ブラジルで、15番手スタートから3位まで追い上げ、レースエンジニアのピエール=ポール・フェリーとともにABB Engineered To Outrunを制していた。
キャシディはレース後に次のようにコメントした。
「本当に本当にうれしいです。シトロエンとともに迎えた最初の2レースで、これ以上ない結果になりました。サンパウロと同じように我慢強く走りましたが、今日はサンパウロよりもパッケージが強かったので、必要なときにしっかりとペースを出し、必要なときに集団を引き離すことができました。フォーミュラEで勝つためには、さまざまな要素がかみ合う必要がありますが、今日はそれがほぼ完璧にそろいました。本当に満足しています。正直に言えば、僕にとってはかなり珍しい戦略でした。最初に6分間のATTACK MODEを使うことも、ターン9以降で簡単に抜かれてしまう可能性があるエネルギー管理の厳しいサーキットで、あれだけエネルギーを使うことも普段はありません。今日は戦略面でいくつかリスクを取りましたが、それが見事にうまくいきました」
メキシコシティには特別なジンクスがある。
ここで優勝した過去3人のドライバーは、すべてその後ワールドチャンピオンに輝いている。
シーズン9のジェイク・デニス、シーズン10のパスカル・ウェーレイン、そしてシーズン11のオリバー・ローランドである。
シーズン12でキャシディはこの特別なリストに名を連ねることができるだろうか。新天地での順応ぶりを見る限り、その可能性は十分にある。
この勝利はキャリア通算12勝目となり、歴代勝利数ランキングで4位タイに浮上した。
上位には、13勝のルーカス・ディ・グラッシ(ローラ・ヤマハABT)、そして14勝を挙げているミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)とセバスチャン・ブエミ(エンビジョン・レーシング)がいる。
















