フォーミュラE 2025年から新たなメーカータイトルを発表

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フォーミュラEは、GEN3Evoが登場する2025シーズンから、公式な新しいマニュファクチャラーズタイトルを導入する予定だと発表した。

FIAは来年、マニュファクチャラー向けのFIAフォーミュラE世界選手権の新しいメーカータイトルを創設する。
このタイトルは従来のチームタイトルと似ているものの、よりパワーユニット製造メーカーの直接的な争いとなるタイトルだ。
モータースポーツ界で最も印象的で競争力のあるマニュファクチャラーラインアップを誇っているフォーミュラEには、2025年のシーズン11で、エレクトリック・レーシング・テクノロジーズ、ジャガー、マヒンドラ・レーシング、日産、ポルシェ、ステランティス、そしてローラ・カーズの7メーカーが参戦し、合計で11チームがグリッドに名を連ねることになる。
メーカータイトルは文字通り、チームではなく搭載しているパワーユニットでチャンピオンシップポイントを争う。
このトロフィーの採点方法はチーム選手権と同じで、各メーカーの最高得点を獲得した2台のマシンの成績に応じてポイントが与えられる。
つまり、1位には25ポイント、2位には18ポイント、3位には15ポイントが与えられる。
また、ポールポジションとファステストラップのポイントも合計ポイントに加算される。

フォーミュラEはシーズン10からマニュファクチャラーズ・トロフィーを導入し、選手権をリードするパワーユニットメーカーを表彰していた。
しかし、先日の世界モータースポーツ評議会で、シーズン11からFIAの公式トロフィーとして認められることが確認された。

共同設立者兼チャンピオンシップ最高責任者のアルベルト・ロンゴは、次のように語っている。

「このユニークなスポーツに新たな競争とライバル関係をもたらすことができ、チームとメーカーにとってさらに多くのことが求められるようになるでしょう。シリーズ史上初めて、マニュファクチャラーズタイトルを争うことができるようになり、最高のパフォーマンスを発揮したマシンがシーズンを通してリーダーボードに名を連ねることになる。これにより、より効率的、かつ最速のメーカーは、サーキット上だけでなく、世界中のEVの一般ユーザーや消費者にもその性能をアピールすることができるようになるでしょう」

世界モータースポーツ評議会では、2025年シーズン以降、予選デュエルステージ、レーススタート時、アタックモード時などの特定のシナリオにおいて、GEN3Evoマシンの4輪駆動システムの使用を認める技術規則が更新されたことも共有された。

フォーミュラE参戦メーカーは以下の通り

Manufacturer Teams
Jaguar Jaguar TCS Racing/ Envision Racing
Porsche TAG Heuer Porsche/ Andretti
Nissan Nissan/ NEOM McLaren
STELLANTIS DS PENSKE/ Maserati MSG
Mahindra Mahindra Racing
Lola Cars ABT
Electric Racing Technologies ERT

出典:https://fiaformulae.com/en/news/501086

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