フォーミュラE アンドレッティからベックマンが参戦
アバランチ・アンドレッティは、アンドレ・ロッテラーに代わり、デビッド・ベックマンがジャカルタE-Prixに参加することを発表した。
アバランチ・アンドレッティのリザーブドライバーであるベックマンは、ポルシェのLMDhチームで活動しているレーシングドライバーだ。
今回、ロッテラーはル・マン24時間レースに出場することとなり、フォーミュラEの空いたシートにはベックマンが座ることとなった。
ベックマンはカートで好成績を残しており、2012年にはKF3クラスとヨーロッパ・ブリヂストン・カップで優勝した。
その1年後にドイツジュニアカート選手権でミック・シューマッハを抑えて総合優勝を果たした。
この成績を受け、2015年にF4へ参戦を開始し、ドイツとイタリアでチャンピオンシップを争った。
ヨーロッパF3には2年間参戦し、その後はより上位カテゴリーであるGP3シリーズに転向した。
2018年には3勝を挙げてランキング5位を獲得し、2021年からは、FIA F2に参戦した。
フォーミュラEでは、シーズン8とシーズン9でリザーブドライバーに指名されている
フォーミュラE初挑戦となるベックマンは次のようにコメントした。
「アンドレの代役として、アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラEチームからジャカルタに参戦する機会をいただき、とても感謝しています。フォーミュラEは非常に競争の激しい選手権であり、このユニークなレースシリーズで自分の能力を発揮できることに興奮しています。貴重なシートの一つを私に託してくれたマイケル・アンドレッティとチームに感謝したいと思います。関係者全員のために全力を尽くします」
チーム代表のロジャー・グリフィスは、次のようにコメントした。
「彼はシーズン8でリザーブドライバーとしてチームに参加し、ベルリンでのルーキーテストだけでなく、ポルシェモータースポーツの開発活動を通じて、その能力を発揮してきました。彼はダブルヘッダーの週末に素晴らしい代役を務めてくれることでしょう。アンドレの優先順位がポルシェのLMDhスポーツカーチーム内にあることは当初から分かっていました。したがって、フォーミュラE以外のコミットメントをサポートするつもりでいました。我々は、彼の能力を完全に信頼しており、彼がこの機会を最大限に活用し、チャンピオンシップでの継続的な成功に貢献してくれることを信じています」
出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/420441/beckmann-steps-in-at-andretti-for-jakarta-e-prix