フォーミュラE マセラティMSGがジェームズ ロシターをチーム代表に任命
ジェームス・ロシターは、マセラティMSGレーシングのチーム代表に就任し、Gen3時代初年度となるシーズン9に向けた準備を進めている。
ロシターは数々のタイトルを獲得したDSテチータのスポーツディレクターを務めていたが、このたびマセラティMSGレーシングのチーム代表に就任となった。
マセラティとDSの親会社であるステランティス社での仕事とレースの経験は、マセラティがフォーミュラEに出場するにあたって高く評価されている。
チーム代表としてシーズン9を戦うことになったロシターは次のように語った。
「シーズン9を前に、マセラティMSGレーシングに参加できることを嬉しく思っています。
ステランティスと一緒に仕事をすることを楽しみにしているし、プジョーには新しい仕事に専念できるよう、現在進行中の仕事から私を解放してくれたことに感謝しています。この時期に準備をスタートすることで、次のキャンペーンに向けた戦略をさらに練り、最善の方法で準備することができるでしょう。チームはここ数シーズン、いくつかの課題を抱えていますが、今後ともチャンピオンシップを争えるということに疑いの余地はないと感じています。私の当面の優先事項は、すでに非常に強力なチームであることを、クルマの中でも外でも強化し発展させることです」
マセラティMSGレーシングもロシターのチーム代表就任を歓迎している。
「ジェームズはマセラティMSGレーシングの上級管理職として歓迎すべき存在です。彼はフォーミュラEで大きな成功を収めた経験を持っており、我々はその専門知識を活かして、新しいアイデンティティのもとで大胆な野望を達成するつもりです。ジェームズは野心的で戦略的な性格であり、フォーミュラEでその資質が発揮されたのを見てきました。シーズン9以降、彼がチームを率いて何を成し遂げるか楽しみにしています」