DiRT Rally 2.0 – ゲーム設定/アシスト/環境設定
DiRT Rally 2.0(ダートラリー2.0)は、ラリー系レーシングシミュレーターとして多くのシムレーサーに支持されているソフトです。
今回はダートラリー2.0で設定できる各種機能の紹介と、アシスト等の補助機能を紹介していきます。
ゲーム設定
まずはメインメニューのオプション欄にある「ゲーム設定」を選択します。
ゲーム設定画面に入ると「アシスト」項目が選択された状態が表示されます。
ここで各アシスト設定を行います。
各項目を簡単に説明していきます。
・トランスミッション
ギアの操作方法を選択できます。各操作方法は以下の通りです。
「オートマチック」シフト操作をしたくない場合に使用します。
「セミオートマチック」基本オートマチックで動作し、パドルシフト等のプレイヤー操作も同時に受け付けます。
「マニュアルシーケンシャル」パドルシフト等で操作を行います。これが一般的に言うセミオートマになるので、クラッチ操作なしで自由にギア選択をしたい場合はこれを選択しましょう。
「マニュアルHパターン」Hシフターをクラッチ操作なしで使用したい場合に使用しましょう。
「マニュアルHパターンとクラッチ」Hシフターをクラッチ操作と組み合わせて使用する場合に選択します。これが一般的にマニュアルと呼ばれる状態です。
「マニュアルHパターンまたはマニュアルシーケンシャル」これは車両に合わせてシフト操作が変わるモードです。実車がマニュアルならマニュアル(クラッチ操作要らず)、シーケンシャルならシーケンシャルとなります。
「マニュアルHパターンとクラッチまたはマニュアルシーケンシャル」上と同様に実車に合わせてシフト操作が変わります。マニュアルの場合はクラッチ操作も必要になります。
・クラッチオーバーライド
クラッチ操作を自動で行う設定ですが、トランスミッションでクラッチありの設定を選択した際に機能します。
・オートリペア
パンクダメージの修理を自動で行う場合は「オン」
修理にはタイム加算が行われるため、修理の必要性を自身で判断できる「オフ」を推奨します。
・アンチロックブレーキングシステム
通称ABSです。タイヤがロックしそうになったらブレーキを弱めてくれる現代一般車必須の装備ですが、DR2のブレーキはマシンセッティングでも調整できるため、リアルな操作感を求めるなら「オフ」を推奨します。
・オフスロットルブレーキング
アクセルを離した時に自動でブレーキがかかる機能です。操作がかなり異なるため「オフ」を推奨します。
・オートマチックワイパー
ウォータースプラッシュ等でフロントウィンドウに水が付くことがあり、その時に自動的にワイパーが動いてくれる機能です。一定時間後にワイパーは停止するので、一切操作しなくて問題ありません。「オフ」にした場合は、キーコンフィグでワイパーのキーを割り当てて使えるようにしないといけません。※車内視点でのみ見えにくくなります。
・車外カメラ
三人称視点と言われる、マシン後方からの視点を許可するかどうかです。わざわざ禁止しても特に意味はないと思うので「オン」を推奨します。
・ローンチコントロール
スタート時にサイドブレーキを引くか、アクセルだけで自動的にスタートするかです。「オフ」の場合はサイドブレーキを引いた状態を維持し、スタートと同時にサイドブレーキを離してスタートします。「オン」の場合はアクセルを踏み続けていればスタートと同時に発進できます。
・スタビリティーコントロール
マシンの横滑りを制御する機能です。ラリーにおいては非常に邪魔な存在なので、「オフ」を推奨します。
・トラクションコントロール
タイヤの空転を制御する機能です。こちらもラリーにおいては邪魔な存在なので、「オフ」を推奨します。
・タイムコントロールブレーキング
ゴール後に向かう停止エリアで、自動的にブレーキをかける機能です。ゴールする瞬間までアタックをしている場合に意図せずブレーキがかかるとクラッシュしてダメージを負うこともあるため、「オフ」または「1」程度を推奨します。
設定が完了したら「適応」を選択して設定を確定させましょう。
環境設定
次に環境設定欄です。
上部タブの”環境設定”を選択するか、キーボードの「F4」キーを押してタブを切り替えましょう。
ここではゲーム内視野角やコ・ドライバーの読み上げタイミングを調整する重要な項目があります。
・カメラの視野
通称FOVです。狭くすると、カメラのズームと同じで遠くがはっきりと見えますが、横方向の描画範囲が狭くなり速度感が薄くなります。中間程度がバランスの良い状態になると思いますが、好みに応じて調整しましょう。
・カメラの振動
ドライビング中のマシンの動きに対しての振動レベルです。大きくしなければあまり気になりませんが、中間よりも少なめにすると良いでしょう。
・コ・ドライバーのコール
ペースノートの読み上げを行うタイミングです。早めにすると、2~3コーナー前からコーナーを教えてくれますが、コーナーに着くまでに全てのコーナー指示を記憶する必要があります。遅くすると、記憶するコーナー情報が一つで済みますが、コーナー直前で低速コーナーを指示されて止まれない場合もでてきます。慣れてきたら早め寄りにしていきましょう。
・コ・ドライバーのステージ終了の音声
ステージ終了時にコ・ドライバーが何か一言喋る機能です。
・ドライバーとステアリングホイール
ドライバー及びステアリングを描画するかの選択です。
・ポーズ解除のカウントダウン
Escキーを押してゲームが一時停止された後、再度ゲームに戻る際にカウントダウンをしてくれます。
・字幕
情報字幕表示のオン・オフを選択できます。
・単位
メートル法とヤード・ポンド法から選択できます。
・ゴースト視認化
タイムトライアル時に表示できるゴーストの出現設定です。
・ランキング
レコードタイムを全プラットフォームを合わせて表示するか、単一プラットフォームで表示するか選択できます。
画面表示設定
DR2は操作する視点によって自動的にUIを表示/非表示にする機能があるため、基本的には特に設定する必要はありません。
よりリアルな状態に近づけたい場合ではオフが推奨されます。
・全HUD
全ての画面表示をまとめてオン・オフに設定できます。
・ボタンプロンプト
他のゲームで言うところのヒント機能です。スタート時のサイドブレーキボタン指示や、コース復帰のボタン指示を出します。
・コ・ドライバーのコール
ペースノートに書かれたコース情報を表示させます。
・オンラインドライバータグ
オンラインプレイで他プレイヤーの名前を表示させます。
・計器類
タコメーター等を表示させます。
・通知フィード
コースの逆走等を表示します。
・画面表示メッセージ
チームからの無線等を文字で表示させます。
・進行状況バー
ステージの進行状況を視覚的に表示させます。
・接近インジゲーター
ラリークロスで近くにいるライバル車の位置を表示させます。
・タイミング
スタートカウントダウン等を表示させます。
・バックミラー
ラリークロスで使用するバーチャルミラーを表示させます。