フォーミュラE 2022 ニューヨークシティE-Prix チケット販売開始
FIAフォーミュラE世界選手権は、2022シーズンのニューヨーク・シティE-Prixが開催される7月16日と17日のチケットを販売開始した。
レッドフック地区にあるブルックリン・ストリート・サーキットが戦いの舞台となり、マンハッタンを背景に行われる。
過去のニューヨークE-Prixでは、サム・バードや、マキシミリアン・ギュンターが勝利を手にしており、特にサム・バードは計3回の優勝を達成している。
今シーズンは有力ドライバーのトレードもあり、ニューヨークE-Prixが開催された際にどこのチームが強いかは全く予測できない。
アバランチ・アンドレッティにとってはホームグラウンドでのレースであり、グランドスタンドのファンの期待をオリバー・アスキューが一身に背負っている。
今シーズンからフル参戦を開始したアメリカ人ドライバーであるアスキューは、シーズン序盤に早くもポイントを獲得して頭角を現している。
インディカーシリーズで培われた市街地レースの技術が更なる好成績に繋がることが予想されている。
そんなアスキューはインタビューで以下の様にコメントした。
「フォーミュラEの最初のシーズンにニューヨークでレースをできることは、重要なハイライトになりそうです。フォーミュラEのレースは激しく、ホイールトゥホイールのレース展開が毎回繰り広げられています。なので、最もエキサイティングなモータースポーツシリーズの1つであると言えるでしょう。フォーミュラEは、ファンにとってもユニークな体験であり、次に行われるダブルヘッダーレースに参加するのが待ちきれません」
ニューヨークE-Prixが行われる市街地コースは2.320kmと比較的短いものの、14のターンを持ち、複数のオーバーテイクポイントを有している。
去年のフォーミュラE開催時からほとんど変更はなく、過去のデータを活用して戦っていくだろう。
コースはブルックリンのレッドフック地区の中心部にあるブルックリン・クルーズ・ターミナルの敷地を囲むように設けられている。
バターミルク海峡やロウアーマンハッタン、そして自由の女神が見える。
コースサイドは容赦のないコンクリートブロックが敷かれ、ほぼ全てのセクターで同様の状態が続くため、試練のコースとして知られている。
また、ターン10のアウト側にあるアタックモードのアクティベーションゾーンが勝敗を決める可能性も十分にあり、レース中のどのタイミングで使用するかで各チームは頭を悩ませることになる。
今回発売開始されたグランドスタンド席は95ドルから購入でき、サーキットの最もドラマチックなスポットを一望できるとしている。
観戦チケットは公式サイトの各E-Prixページから開くことができる。
(https://www.fiaformulae.com/en/championship/race-calendar/2021-2022/new-york-city/tickets)