rFactor2 - 2022年UI 各セッションセッティング

rFactor2 – 2022年UI 各セッションセッティング

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rFactor2は硬派なレーシングシミュレーターなため、走らせる環境によって大きな変化があります。
今回は走るマシンとコースを決めた後に設定する「セッションセッティング」項目の、各セッションの設定について解説していきます。
2022年UIでは今までの旧UIや21年UIとは表示方法が変わったため注意が必要となります。

各セッションセッティング

rFactor2のシングルプレイヤーでは「PRACTICE」「QUALIFYING」「WARM UP」「RACE」の4セッションが選択でき、「WARM UP」以外のセッションは個別に様々な環境設定を行うことができます。
各セッションセッティングを行いたい場合は、上部のタブの一番右側にある「EDIT SETTINGS」か、「QUICK EVENT」の下部にある天候表示をクリックすると設定画面を開くことができます。Q9170L2dSm

天候表示をクリックして設定画面に行く場合は、クリックしたセッションの設定画面が表示されます。

ここからはプラクティス/予選/決勝での各セッションの設定を紹介します。5mWNySszXD

上部がセッション設定、下部が天候設定となります。天候設定は別記事での紹介となります。

「Start Time」プラクティスセッションの開始時間
24時間いつでもセッション開始時間を選択できます。夜間練習をしたい場合には、夜からセッションを始めたりすることも可能です。

「Private Practice」プラクティスセッションを1人で行う
OFFだとAIを入れていた際に同じコース上でAIも走るため邪魔になることもあります。ONだと、プレイヤー1人で走ることになります。AIをそもそも入れていない場合はONでもOFFでも変わりません。

「Practice Time」プラクティスセッションの時間
長時間の練習でもセッションが終了しないように多めに設定しておくことをオススメします。セッションの手動進行はいつでも可能なので安心して長時間を設定しましょう。

「Weather Preset」天候設定プリセット
天候設定をすばやく変更することができるプリセットを選択できます。プリセットを選択すると下部の天候設定の表示が切り替わり、晴れ/曇り/小雨/大雨等の天候に素早く変えられます。”Scripted”は手動調整を行った際に選択されます。また、下記のreal roadを読み込みたい場合も”Scripted”を選択する必要があります。

「Real Road」コースに適応させるラバーやコンディションセット
非常に重要な項目です。初期設定では「GREEN」になっていることが多いですが、公式コースや一部MODではプリセットがある場合があり、「MEDIUM」や「HEAVY」などが選択可能です。
ラバーを適応していない「GREEN」状態では非常に滑りやすいため、プリセットを選べる場合は「MEDIUM」や「HEAVY」を選択しましょう。
rFactor2はセッション中にラバーを保存することも可能です。保存したラバーは「User:」から始まるラバー名となります。
(雨を降らせてからラバーを保存し、そのラバーを使用して晴れの状態からセッションを開始すると徐々に乾いていくコンディションを簡単に作り出したりできます。)

「Real Road Time Scale」ラバーやコンディションの変化倍率
ラバーがコースに乗る倍率であり、雨が降った時のコンディションの変化倍率でもあります。
時間経過で乾いていくウェットの倍率はもちろん、一台当たりの路面への影響倍率でもあるため、5倍に設定した場合は1台が通常の5台分の路面影響を与えます。

 

予選セッションの設定項目

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予選セッション設定でも大凡の設定はプラクティスと同じですが、少し異なる項目があるので紹介します。

「Private Qualifying」予選セッションを1人で行うか
プライベートプラクティスと効果は同様のものになりますが、on/off以外に「Default」の項目があります。これはコース設定を使うかどうかなので、オーバル等の元々1台で走る形式の予選ならプライベート予選となり、そうでない場合は他のマシンと一緒に走ることになります。

「Qualifying Laps」周回数の制限
予選での周回数を制限する場合はここを設定します。画像の3LAPは3周アタックできる訳ではなく、アウトラップ・アタックラップ・インラップで3周という意味になっています。つまり、3周で1アタックしかできないのでLAP制限の最低周回数は3周にする必要があります。

Real Road」コースに適応させるラバーやコンディションセット
プラクティスでも同設定がありましたが、画像に表示されている「Naturally Progressing」が主な違いです。これは直前のセッションのコンディションを引き継ぐ設定で、予選ならプラクティスの最終状態を引き継ぎ、決勝なら予選の最終状態を引き継ぐことになります。雨が降った場合も引き継がれます。

 

決勝セッションの設定項目

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プラクティスと予選ではなかった項目について解説していきます。

「Warmup Start Time」ウォームアップセッションの開始時間
画像ではウォームアップセッションを有効化していないのでグレー表示になっていますが、ウォームアップを行う場合はここで開始時間を設定することができます。

「Race Start Type」スタート方式
スタンディングスタートやローリングスタートといったスタート方式を設定する項目です。Trackを選択するとスタート方式がコース依存となり、オーバル等はローリングスタート、通常サーキットはスタンディングで行われます。また、スタンディング/ローリング共にフォーメーションラップの有無を選ぶことも可能です。

Grid Position」スタートグリッド
この設定は予選セッションを行わない場合に適応されます。予選セッションが無かった場合にここで設定したグリッドからスタートします。”Random”は毎回スタートグリッドが変わります。

「Finish Criteria」チェッカーの基準
レースフィニッシュを時間制にするかラップ制にするか選択できます。時間とラップを両方指定する設定も可能で、20周または40分と設定すると、20周経過でチェッカーが振られますし、20周していなくても40分経過するとチェッカーとなります。

以上で各セッションセッティングの紹介を終わります。

 

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