エンビジョンレーシング 2022シーズンのカラーリングを発表
エンビジョングループはフォーミュラE2022シーズンへ向けて、ヴァージンレーシングの完全な所有権を取得したことに伴い、”Envision Racing”(エンビジョンレーシング)として新たにスタートする。
フォーミュラEでは新しいカラーリングと新しい名前で登場する。
エンビジョンレーシングは、2021/2022シーズンに向けて、地球の美しい色合いをイメージし、「Race Against Climate Change(気候変動に立ち向かう)」というチームの目標を強化するため、緑と青の大胆なカラーを発表した。
ステアリングを握るのは、前年度にヴァージンレーシングとしてドライバーを務めたロビン・フラインスとニック・キャシディとなった。
マネージング・ディレクターのシルヴァン・フィリッピはインタビューに答えた。
「フォーミュラEのメンバーとなって以来、私たちはエキサイティングな旅を続けてきました。このチームは、電気自動車と再生可能エネルギーへの世界的な移行を加速するために存在しています。これはエンビジョングループと共通の目的であり、我々のレースカーの新しいデザインにも影響を与えています」
「我々のフォーミュラEマシンの新しいデザインは、世界のネット・ゼロへの移行を加速させるという野心を含めたものです。私たちは世界で最も持続可能な企業のひとつであるエンビジョングループの一員であることを誇りに思っています。フォーミュラEへの強化はエンビジョンレーシングの継続的な成功を促し、私たちの目標をより一層活性化するでしょう」
COP26で新しいカラーリングを発表したエンビジョンレーシングは、フォーミュラEと共に持続可能な活動や新しいライフスタイル、電気自動車のイノベーションの導入を促進する上でスポーツが果たす重要な役割を紹介している。
また、グラスゴー市議会および英国政府の行うキャンペーンと共同で、消費者から出たゴミを再利用して、フォーミュラE Gen2マシンのレプリカを製作し、使い捨てプラスチックが環境に与える影響についての認識を高めた。
新しいカラーリングは2022年1月28-29日にディルイーヤで開催される開幕戦で使用される。
ヴァージンレーシング時代には11勝と33回の表彰台を獲得しており、2022シーズンは新たなチーム名とカラーリングでチャンピオンを狙う。