アセットコルサ コンペティツィオーネ グラフィック設定
ACCはシミュレーターとして非常に高品質なグラフィックを提供しており、PVやゲームプレイ映像でもその品質の高さを確認できます。
今回はACC内で設定できるグラフィック関係の各種設定を紹介していきます。
まずはメニュー画面右下にある「オプション」から設定画面を開きましょう。
設定画面を開くと6種類のアイコンが表示されます。
今回はグラフィック関連の設定を行うので、左上の「ビデオ」を選択しましょう。
ビデオ項目内では、ゲーム映像の出力設定やゲーム内のグラフィッククオリティを細かく設定することができます。
PCへの負荷も大きく変わるため、所有しているPCスペックに応じたグラフィック設定にしましょう。
また、画面右側の白地のエリアにはカーソルを合わせている項目の解説が表示されるので、そちらを参考にして設定することも可能です。
映像出力設定が画像上部の設定項目です。
初期設定でも問題ない場合が多いですが、まずはここの設定が正しいか確認しましょう。
全画面表示
フルスクリーン設定の有効/無効 無効にしてもウィンドウはボーダーレスのため見え方は変わりません。
解像度
ディスプレイの解像度設定 4Kディスプレイを使用している場合は4K解像度を選択してください。（3画面の場合は3画面の合計解像度を選択しましょう）
V-SYNC
垂直同期の有効/無効 モニターのフレームレートに合わせて映像出力をするかの設定です。PCスペックに対してグラフィック設定が低負荷の場合、PC負荷を大幅に軽減できます。
フレームレート制限
1秒間の最大映像出力枚数 手動でフレームレートの最大値を設定できます。
メニューのフレームレート制限
マシンに乗っていない状態でのゲームのフレームレート制限 基本は「ON」で良いでしょう。
3画面
3モニターモードの有効/無効 有効にすると3モニター用の映像出力となります。その場合はFOV（視野角）を変更できない様なので、3画面を使用している方も「無効」をオススメしておきます。（解像度設定で3画面用の解像度にしていると問題なくプレイできます。※PC側の3画面構成必須）
HDR出力
ハイダイナミックレンジ出力の有効/無効 HDRに対応しているモニターで選択できます。
ここまでが映像出力設定となります。
ここから下はゲーム内のグラフィック設定となります。
ACC側が用意しているプリセットが複数種類あるので、まずはここで大凡の設定を決めましょう。
プリセットは通常出力用が4種類と、VR出力用が3セットあります。
基準としたいプリセットを選んだら、そこから各項目を自由に選ぶことができます。
ベーシック
解像度スケール
上記で設定した解像度を変えずに出力解像度を調整（基本は100%）
ビューディスタンス
オブジェクトの描画距離 遠くの物の見え方が変化します。PC負荷への影響が大きいので、スペックに自信がない人は注意です。
影
物体への影描写の品質 影の解像度が調整できます。
シャドウ距離
影の描画距離 影品質とは別に、影を描画する距離の設定です。上部の「影」設定によってPCへの負荷が大きく変動します。
影コンタクト
影の更に細かい描画 通常時は表示されない細かい影描写をするかどうかです。
アンチエイリアシング
エッジのジャギー対策 エッジや境界のギザギザを軽減する機能です。
アンチエイリアシングのタイプ
ジャギー対策の種類 3種類から選ぶことができます。通常は「テンポラル」で良いですが、負荷軽減やエッジのシャープさを求めるなら「FXAA」を選択しましょう。
エフェクト
視覚効果の品質 煙や火花、雨等のエフェクトの品質を設定することができます。
後処理
ポストエフェクトの品質 モーションブラーや被写界深度等のカメラへのエフェクト品質を設定できます。
Foliage（群葉）
草や芝の品質 芝のテクスチャではなく、立体的に生えてる草の品質設定です。
テクスチャ
各種テクスチャの品質 マシンのカラーリングやコースの壁等、ほぼすべての場所に使用されているテクスチャの品質を設定できます。
ミラービューディスタンス
ミラーの描画範囲 サイドミラーやバックモニターに映るライバル車両の最大距離です。
ミラー品質
ミラーの品質 ミラーに映る映像の品質設定です。
ミラーフレームレート制限
ミラーのFPS ミラー映像の1秒間あたりの描画枚数を絞るか設定できます。
ミラー解像度
ミラーの解像度 ミラー全体の解像度クオリティです。
対戦相手の視界
描画するライバル車両の数 ドライビング中の周囲のライバルの描画台数です。描画台数以上が走ってる場合は自車から遠くのマシンが非表示になります。
VR＆詳細設定
VR画素密度
VRゴーグル用の表示解像度 （非VR環境は設定不可）
対現実の仮想スケール
ワールドスケールの調整 （非VR環境は設定不可）
素材の品質
各種物体の品質 材質リアリティの品質設定です。
テンポラル・アップサンプリング
解像度を上げて映像計算する 低解像度出力時でも映像計算を高解像度で行いグラフィックを向上させるかどうかです。元が高解像度だと大きな違いはありません。
ブルームの品質
光の拡散品質 ヘッドライト等を正面から見た時に光が滲んで広がって見える現象のクオリティです。
ボリューメトリック・フォグ
霧の光反射表現 霧に光が当たった際の表現品質を設定できます。
Foliage LODの品質
距離による葉の詳細度 遠くでも葉を綺麗に表示したいか設定できます。
車両LODの品質
距離による車両の詳細度 遠くでも車両を綺麗に表示したいか設定できます。
HLOD
遠くのコースオブジェクトの簡略化 自車が走っていないエリアでの映像処理を簡略化できます。
シャープフィルターの詳細設定
遠くにある簡略化されたエリアの詳細度を上げる
画像のカスタマイズ
モーションブラー
速い物体がブレる表現 走行時はモーションブラーが入らない設定がオススメです。
彩度
色の鮮やかさ 色が明るすぎると感じる時は少し下げてみましょう。
ホワイトバランス
色味のベース 全体的な色味の好みに合わせて設定できます。
シャープネス
全体的な映像の鮮明度 好みに応じてくっきりとした映像や柔らかい映像にすることができます。
カメラダートエフェクト
カメラレンズの汚れ表現 低めの設定にしていた方が映像は見やすくなります。雰囲気を出したい場合は少し上げてみましょう。
画像コントラスト
色の強さ 映像を強調して表現したい場合は上げてみましょう。
露出ゲイン
明暗レベル 全体的な明るさ調整を行うことができます。
トーンマッピング
各色のブレンド 2種類から選べます。映像全体の雰囲気が変わるので好みの方を使いましょう。
HDR色域
HDR映像の種類 HDR映像のより高い彩度を選択する場合はこちら。
HDR出力時のUIの明るさ
HDR時の各画面情報表示の明るさ
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