馬清華 ベルリンでの6レースを欠場

馬清華 ベルリンでの6レースを欠場

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NIO 333のドライバーとして2019/2020シーズンを戦っていた馬清華だが、コロナウイルスのパンデミックに伴う渡航制限により、今シーズンの残りの6レースを全て欠場することになった。

渡航制限

パンデミックによる渡航制限は、中国人ドライバーの馬清華がヨーロッパへ移動することを困難にし、再入国にも影響を与えるとしてレースへの欠場が決まった。
そのため、ベルリンで行われる3つのダブルヘッダー、計6レースを全て欠場することとなり、2019/2020シーズンはレースに復帰できないことになった。
今回の決定を受けて、馬清華はコメントした。

「残念ながら、私は今のところ海外に出てレースをすることは難しいです。最終レースを行うベルリンでは、2015/2016シーズンにレースをしていたので、参加したかったですが今年はベルリンには行けません。このことについてチームとは深く話し合い、パンデミックの現状を考慮してチームにとって最善の決断をしました。次のシーズン7の世界選手権でレースに戻れることを楽しみにしています。」

馬清華のフォーミュラEへの復帰は簡単なものではなかった。
今シーズンは久々の参戦となり、中国人ドライバーとして母国レースを走るはずだった。

一部チームメンバーも不参加

また、同様の渡航制限により、中国を拠点とするチームメンバーもベルリンでの6レースを欠場することになった。
NIO 333のCEOであるヴィンセント・ワンは以下の様にコメントした。

「再編成されたNIO 333 FEチームの最初のシーズンは、確かに浮き沈みの激しい成績を経験しました。チャンピオンシップ再開の計画が発表されたとき、私たちはレースへの復帰をとても楽しみにしていました。しかし、馬清華と上海チームのメンバーは渡航制限の関係でレースに参加することができません。非常に残念なことですが、我々はリモートでサポートを続けていきます。また、馬清華はライブイベント中もファンの皆さんと一緒に、現地のチームを応援していきます」

来シーズンの開幕は2021年1月となったため、それまでに渡航制限等が緩和された場合は、馬清華や中国拠点のチーム員は問題なく2020/2021シーズンに復活するだろう。

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