バーチャル ルマン24時間レース ハイライト

バーチャル ルマン24時間レース ハイライト

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世界中のプロレーサーがバーチャル世界で24時間レースを戦った「virtual Le Mans」のハイライト映像が公開された。

新しい歴史の始まり

世界的パンデミックの影響で、本来の開催時期である6月に開催が不可能となってしまったルマン24時間レースだが、本来開催される予定であった日にバーチャルレースを開催することとなった。
このレースには1チームに4名のドライバーが登録され、その内2名以上はプロドライバーでなければいけないと言うルールがある。
その結果、参加ドライバーにはマックス・フェルスタッペンを筆頭に5名の現役F1ドライバーが参戦し、フェルナンド・アロンソ等のレジェンドクラスドライバーも複数人参戦した。
実況やコメンテーターにも本物ルマンと同じような著名人が関わり、注目を集めた。
レースはLMP2クラスとGTEクラスの2クラスで行われ、LMP2クラスにはトヨタガズーレーシングのドライバーがワークス体制で挑んだ。
また、ポルシェもワークスでの参戦をする等、大きなイベントとなった。

改善箇所も

レース運営は比較的安定して行われたが、サーバートラブルによる赤旗が出る場面もあり、高負荷となる大人数の耐久レース運営は今後の課題がありそうだ。
このサーバートラブルの被害を受けたチームもあり、マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスが所属するTEAM REDLINEはレースを完走することができなかった。
それでもレース序盤はトップを走る等、普段からシミュレーターをやっている2人は速さを見せた。
サーバートラブル以外のメカニカルトラブルに合った人物もおり、2016年のインディカーチャンピオンであるサイモン・パジェノーだ。
彼はレース中にステアリングコントローラーが動作しなくなり、コース脇にマシンをストップさせた後、ステアリングコントローラーを交換する大規模な作業を行った。
無事に作業を成功させて再び走り出す姿は、現実のルマンでマシンに応急処置を施してピットに向かう光景と似ていた。

1号車が総合優勝

初開催となったバーチャルルマンで総合優勝を果たしたのはレべリオンの1号車だった。
比較的早いタイミングで1位になり、そのまま最後まで走り切った。
2位にはバイコレスの4号車
3位にはレべリオンの13号車が入った。
GTEクラスはポルシェE-スポーツチームの93号車が1位となった。
2位はアストンマーチンレーシングの95号車。
3位はC7で参戦したR8Gチームの80号車となり、表彰台の3台がそれぞれ違う車種となった。

フルレース動画も小分けに投稿されている。(スタート~1時間経過まで)

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