フォーミュラE 2026 ROUND4 ジェッダ E-PRIX 決勝ハイライト
R4-ジェッダ
フォーミュラE 2026シーズンの第4-5戦であるサウジアラビア/ジェッダでのレースが行われた。
一昨年までは、サウジアラビアのディルイーヤでレースを行ってきたが、今年は昨年に引き続きジェッダで行われることになった。
今シーズン初のダブルヘッダーとなり、ピットブーストが使用できるレースが含まれる。
各チームは、通常のレース戦略とピットブーストを含むレース戦略とを考える必要があり、今シーズンを戦う上で重要なラウンドとなる。
近年はモータースポーツを多く開催しているサウジアラビアだが、フォーミュラEも例に漏れず、既に複数回の開催実績がある。
2月はサウジアラビアとしては過ごしやすい時期となり、一日の平均気温は20℃~29℃程度となる。
ジェッダ市街地コースはF1でも使用されているコースだが、フォーミュラE用に短縮レイアウトとなり、シケインが数か所追加されている。
全体的にストップアンドゴースタイルのコースレイアウトとなるが、フォーミュラEの開催コースとしては高速コースとなる。
2026シーズンはGen3Evoマシンを継続使用するシーズンとなる。
スタート時/予選デュエルステージ/アタックモード使用時は4WDとなり凄まじい加速力を発揮する。
通常時は300kwのRWDで走行する。
予選
予選では、最初に行われるグループステージで好タイムを出した上位4人がデュエルステージに進み、350kW&四輪駆動での直接対決勝負が行われる。
グループAでは、キャシディ、デニス等が走行した。
トップタイムはモルタラが記録し、マヒンドラの存在感を出した。
2番手にはナトが入り、日産の予選パフォーマンスの高さを見せる。
以下、ベルニュ、ミュラーが続いた。
グループBでは、ローランド、エバンス、ウェーレイン等が走行した。
トップタイムはウェーレインが記録し、安定した速さを見せる。
以下、ダ・コスタ、ギュンター、バーナードが続いた。
デュエル予選の決勝では、モルタラとギュンターが対決した。
0.1秒差でポールポジションを獲得したのはモルタラとなった。
2番手にはギュンター。
3番手はウェーレイン。
4番手はナトとなった。
レーススタート
レースでは、ポールポジションのモルタラがホイールスピンを喫して大きく出遅れる珍しいミスをする。
これによりギュンターが先頭に立ち、ナトが2位へと浮上する。
後方ではマロニーがライバルとウォールに挟まれる形で接触して、サスペンションを壊して早くもリタイヤとなる。
その後、先頭集団はナトがトップに立って集団を引っ張る展開が続く。
15周目、ウェーレインがナトをパスして、レースが動き始める。
16周目、ディフェンディングチャンピオンのローランドがピットブーストを起動するためのピットインを行う。
中盤のアクション
18周目、先頭争いではアタックモードを使用したギュンターがウェーレインに迫る。
立ち上がりでアタックモードの利点を使い、ウェーレインを抜いてトップに立つ。
ウェーレインは直後にピットブーストのためピットインを行う。
20周目、アタックモードでペースが速いウェーレインは、ギュンターを抜いて再度トップに立つ。
26周目、スタート後に遅れたモルタラが、アタックモードで中団から見事な追い上げを開始する。
次々にライバルをパスしていくと、2位まで浮上する。
27周目、チャンピオン候補であるエバンスとデニスのバトルが行われ、エバンスがタイトなシケインでオーバーテイクを成功させた。
終盤のバトル
ファイナルラップに入る頃、トップのウェーレインは後続に数秒のリードを保った状態で走行を続ける。
中盤から集団を引き離して、フォーミュラEでは珍しい独走状態でトップチェッカーを受けた。
優勝は、圧倒的なペースを見せて独走したウェーレイン。
2位は、スタートのミスをカバーしたモルタラ。
3位は、レースでの勝負強さを見せたエバンスとなった。

















