フォーミュラE 2026 ROUND2 メキシコシティ E-PRIX 決勝ハイライト
R2-メキシコシティ
フォーミュラEの2026シーズン第2戦が、メキシコのメキシコシティで行われた。
2026シーズンで10回目の開催となるメキシコシティ。
歴史あるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスサーキットを使ったフォーミュラE専用レイアウトは、昨年から一部変更されたレイアウトで開催される。
ストレート区間が長く、ヘビーブレーキングポイントが多いため、オーバーテイクを狙うドライバーが散見されるだろう。
また、バッテリーの消耗が激しいことで知られており、エネルギーマネジメントが重要となってくる状況だ。
メキシコシティは、1年間を通して気温の変化が少なく過ごしやすい地域である。
一方で観客の熱狂度合いは最高レベルであり、多くの観客動員を記録しているイベントだ。
2026シーズンはGen3Evoマシンを継続使用するシーズンとなる。
スタート時/予選デュエルステージ/アタックモード使用時は4WDとなり凄まじい加速力を発揮する。
通常時は300kwのRWDで走行する。
予選
予選では、最初に行われるグループステージで好タイムを出した上位4人がデュエルステージに進み、350kW&四輪駆動での直接対決勝負が行われる。
グループAでは、キャシディ、デニス、ダ・コスタ等が走行した。
トップタイムはデニスが記録したが、ノックアウトゾーンである4位までのタイム差はわずか0.119秒差だった。
以下、ミュラー、バーナード、モルタラが続いた。
グループBでは、ローランド、エバンス、ウェーレイン等が走行した。
トップタイムはブエミが記録し、久々の上位復帰となった。
以下、ティクタム、エバンス、ローランドが続いた。
デュエル予選の決勝では、それぞれが0.1秒差の接戦を制して勝ち上がったブエミとバーナードが対決した。
ターン1からバーナードがリードを築き、全てのコーナーで限界ギリギリの素晴らしいアタックを見せた。
しかし、最終コーナーでトラックリミットによるタイム抹消を受けてしまいポールポジションはブエミが獲得した。
2番手にはDSのバーナード。
3番手はマヒンドラのモルタラ。
4番手はジャガーのエバンスとなった。
レーススタート
レースがスタートし、ポール争いをしたブエミにバーナードが早くも並びかけるが、ブエミは意識しすぎたのかブレーキが遅れてしまいターン1をオーバーしてしまう。
バーナードも砂が多いエリアでのブレーキングだったが、ターン1では冷静に対応してトップに立った。
ブエミはこのミスで最後尾まで後退してしまった。
5周目、早いタイミングでアタックモードを使用したウェーレインがポジションを上げて優勝争いに加わる。
8周目には、メキシコシティで競争力を発揮してきたポルシェが1-2体制を築く。
中盤のアクション
17周目、デ・フリースがトラブルによってマシンを停止させ、これによってFCYが提示された。
このタイミングでアタックモードを使って追い上げを行っていたローランドとブエミには不運な展開となる。
25周目、ダ・コスタ、ギュンター、ティクタム、キャシディが関係するアクシデントが発生する。
キャシディとダ・コスタがバトルしながらコーナーに侵入した際にギュンターが追突されてスピンし、アウトサイドにいたティクタムも行き場を失いリアタイヤをヒットさせてしまう。
一連のアクシデントでダ・コスタとティクタムがリタイヤとなる。
28周目、トップのミュラーがアタックモード中のエバンスからプレッシャーを受け、ヘアピンで大きく膨らんでオーバーテイクを許すかたちとなった。
30周目、最後のアタックモードを温存していたトップ集団勢がアタックモードを起動して勝負に出てくる。
キャシディがトップに立ち、モルタラがそれを追いかける。
先にアタックモードを消費していたエバンスは後続に飲み込まれていく。
終盤のバトル
32周目、デニスがアタックモードを使用してミュラーを抜き3位へ浮上する。
勢いをそのままに、モルタラにも勝負を仕掛けるが、両者は軽く接触しながらバトルを展開し、モルタラが順位を守った。
34周目、モルタラとデニスが同時にアタックモードを起動するが、間にミュラーとローランドが入り、デニスは不利な展開となってしまう。
35周目、ローランドがブレーキング勝負でミュラーをパスし3位へ上がると、バトルで失速したミュラーは表彰台争いから外れていった。
37周目、キャシディを先頭にした上位5台のバトルが続くが、スタジアムセクションでアタックモード中のデニスをローランドがオーバーテイクする。
ファイナルラップに入った順位でそのままチェッカーを受けると思われた上位勢だったが、デニスがチェッカーを目前にしてバッテリー切れを起こし、バーナードが最後に順位を上げた。
優勝は、中盤からレースをコントロールしたシトロエンのキャシディ。
シトロエンチームに早くも優勝を捧げた。
2位は、好調なマヒンドラのモルタラが獲得。
3位は、チャンピオンとしての勝負強さを見せた日産のローランドとなった。
フォーミュラEは2戦を終えて、キャシディがリードしている。
ランキング1位はシトロエンのキャシディ(40ポイント)
ランキング2位はアンドレッティのデニス(36ポイント)
ランキング3位は日産のローランド(34ポイント)

















