フォーミュラE マヒンドラが2030年まで参戦継続を発表

フォーミュラE マヒンドラが2030年まで参戦継続を発表

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フォーミュラEは、マヒンドラ・レーシングがフォーミュラE世界選手権におけるマニュファクチャラーとして、今後4年間の参戦継続を決定し、待望のGEN4時代に参加することを発表した。

今回の発表は、フォーミュラEとインドの自動車メーカーであるマヒンドラとの緊密で長期的な関係をさらに延長するものだ。
両者の関係は2013年に始まり、マヒンドラはフォーミュラE創設時からのチームであり、初めて選手権への参戦を表明したOEMだった。
この歩みは2030年まで続く予定であり、この18か月間でマヒンドラ・レーシングはCEO兼チームプリンシパル、フレデリック・ベルトランの下、グリッド後方から表彰台常連へと飛躍してきた。
マヒンドラ・グループの幅広い支援を受け、インド国内に向けたキャンペーンも進めている。
このコミットメントにより、マヒンドラ・レーシングはスポーツ、人間の創意、最先端技術が交わる場であるフォーミュラEを活用し、サーキットで得た知見を幅広い市場に応用していく機会を得ることになる。

GEN4マシン開発に取り組むマヒンドラ・レーシングのビジョンは明確だ。
勢いを継続し、細かな性能向上を積み重ね、世界トップクラスのメーカーと並び立つタイトルコンテンダーになることを目指す。
マヒンドラ・レーシングはシーズン1から参戦し、これまでに5勝、29回の表彰台、11回のポールポジション、1000ポイント以上を獲得してきた。
シーズン11では一新されたM11Electroを投入し、ニック・デ・フリースとエドアルド・モルタラが合計5度の表彰台を獲得しチームは選手権4位に入った。
さらに今回、チームはインドでM12Electroを発表した。
これはM11Electroの後継機となるマシンであり、今季も表彰台争いを継続し、選手権トップ5の座を確保することを狙う。

フォーミュラEのCEO、ジェフ・ドッズは次のようにコメントした。
「マヒンドラがGEN4時代にわたり長期的なコミットメントを示してくれたことを大変うれしく思います。創設期から電動レーシングとイノベーションを支えてきた存在です。彼らの持つ持続可能なモビリティへの大胆なビジョンと高度なEV技術への投資は、フォーミュラEの使命と完全に一致します」

マヒンドラ・レーシング会長のヴェルサミ氏は次のようにコメントした。
「マヒンドラ・レーシングは、レースからロードへという私たちの取り組みを象徴する存在です。トラックでの革新的技術が、クリーンで高性能な製品に直結します。GEN4時代に向けて私たちの野心はさらに強まっています」

チームプリンシパルのフレデリック・ベルトランは次のようにコメントした。
「マヒンドラがGEN4でマニュファクチャラーとして参戦を続けると発表できることを誇りに思います。過去2シーズンで築いてきたものは素晴らしい成果でした。インドを誇らしく感じさせ、世界の自動車産業・技術産業で存在感を示すために努力を続けていきます」

出典:https://fiaformulae.com/en/news/822648/mahindra-racing-commits-to-formula-e-s-gen4-era-through-2030

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