フォーミュラE 日産は女性テストドライバーとしてアビ・プリングを起用
日産フォーミュラEチームのルーキー兼シミュレータードライバーであるアビ・プリングが、バレンシアで開催されるフォーミュラEの第2回「ウィメンズテスト」に再び参加する。
プリングは、日産e-4ORCE 05の豊富な経験を持つ。
昨年行われた初のウィメンズテストでは最速タイムを記録し、その後シーズン11のベルリン・ルーキーテストにも出場。
6月にチームへの正式加入が発表されて以降は、シミュレーター業務を担当し、複数のレース週末にも帯同してきた。
また、日産フォーミュラEチームでの活動に加え、2025年はGB3選手権にも参戦中で、直近のブランズ・ハッチ戦では表彰台を獲得している。
日産とのテスト走行を前にプリングは語る。
「日産フォーミュラEチームと再びコースに戻り、次のシーズンに向けた準備を続けられるのが本当に楽しみです。今回のテストでは、再び日産e-4ORCE 05を乗りこなし、ベルリン・ルーキーテストで得た学びをさらに発展させることを目標にしています。この1年、チームの皆さんと過ごす時間をとても楽しんできましたし、今回のテストや来季のシミュレーター業務でも一緒に取り組めることを楽しみにしています」
プリングが日産チームのマシンでシーズン12に臨むのは今回が初めてであり、現行GEN3マシンで戦う最後のキャンペーンとなる。
日産フォーミュラEチームのマネージングディレクター兼チームプリンシパル、トンマーゾ・ヴォルペは語る。
「アビが再び日産のマシンで走る姿を見られるのを非常に楽しみにしています。彼女は昨年のテストで高いパフォーマンスを示しており、6月の正式加入以来、我々は定期的に彼女と協力しながら成長を見守っています。彼女はすでに高いスキルとプロ意識を証明しており、このテストは彼女にとっても、そして我々チームにとってもさらなる経験と知識の蓄積となるでしょう。アビには野心的なプログラムを用意していますが、それを成功させる力を確実に備えています。再び彼女がマシンに乗るのが楽しみです」
