フォーミュラE フラインスがエンビジョンから離脱
エンビジョン・レーシングとロビン・フラインスは、直近の2シーズンを経て別々の道を歩むことを発表した。
フラインスはシーズン10の開幕時にABT CUPRAからエンビジョンに復帰した。
それ以前には、同チームで4シーズンを過ごし、2勝と10回の表彰台を獲得するなど成功を収めていた。
しかし、チームに復帰したあとの2シーズンは厳しい状況が続いた。
シーズン10は3回の表彰台を獲得しており、優勝こそなかったものの安定した成績を記録していた。
ところがシーズン11ではポイントフィニッシュすら数えるほどしかなく、チャンピオンシップも終始20位付近となった。
チームはシーズン12に向けて大きな変化を求められる時期にあり、ドライバーラインアップも変更することとなった。
エンビジョン・レーシングのチーム代表であるシルヴァン・フィリッピは次のように語った。
「ロビンはエンビジョン・レーシングでの6シーズンを通じて、優れた結果と素晴らしい走りを見せてくれました。2つの勝利や数多くの表彰台はもちろん、ここぞという時のラップタイムを叩き出す速さも印象的でした。彼は激しい競争心を持つドライバーであり、チームの大切な一員でした。フォーミュラEは常に進化し続けており、我々にとっても新しい挑戦の時が来ました。シーズン12のラインアップは近く発表します」
また、エンビジョン・レーシングのCEO兼取締役会会長のフランツ・ユングはこう付け加えた。
「ロビンはシーズン5に加入して以来、我々の成功に欠かせない存在でした。数々の素晴らしい結果を残してくれたことに感謝しています。彼の6シーズンにわたる貢献に心から感謝し、今後の活躍を願っています」
チームはシーズン12のドライバーラインアップを9月初旬に発表する見込みだ。
出典：https://www.fiaformulae.com/en/news/756313
