パスカル・ウェーレインがポルシェでル・マンに参戦
ポルシェのファクトリードライバーであるパスカル・ウェーレインが、6月14～15日に開催されるル・マン24時間レースでデビューする。
フォーミュラEチャンピオンが最高峰の耐久レースでどのような走りを見せるのか注目される。
ウェーレインは、テストセッションやデイトナ24時間レースへの参戦ですでにポルシェ963に慣れ親しんでおり、ルマン24時間レースに向けて順調に進んでいる。
フォーミュラE世界チャンピオンであり、過去にはDTMチャンピオンでもあるウェーレインは、6月にポルシェ・ペンスキー・モータースポーツからル・マン・デビューを果たす。
ウェーレインはルマンに向けて以下のようにコメントした。
「ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツからル・マンに参戦することは、私にとって夢のようなことです。フォーミュラEとは異なり、ポルシェ963ではシートポジション、セットアップ、戦略など、通常であれば自分専用に調整するものをすべて共有しなければならないからです。もちろん、フォーミュラEの勝利に加えて、他のシリーズでも大きなタイトルを獲得したいとは思っていますが、私の第一の目標はチームのために力強い仕事をし、可能な限り多くのことを学ぶことです。ポルシェには、モータースポーツを象徴する伝統があります。このような機会を与えていただき、大変感謝しています」
ポルシェ・モータースポーツ副社長のトーマス・ラウデンバッハは次のように説明した。
「ポルシェのドライバーはトップクラスで層が厚いです。フォーミュラEファクトリーチームの強力な人材を、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツがル・マンに参戦する3台目に活用することは、理にかなっています。パスカルはテストでのパフォーマンスとデイトナ24時間レースへの参戦で、私たちを十分に納得させてくれました。フォーミュラEのワールドチャンピオンである彼は、ポルシェ963のステアリングを握ってル・マンにデビューすることになったのです」
出典：https://www.fiaformulae.com/en/news/522352
