フォーミュラE セッテ・カマラが日産のリザーブドライバーに
日産はブラジル人のセルジオ・セッテ・カマラとシーズン11のリザーブ兼シミュレータードライバーとして契約を結んだ。
ブラジル人のセルジオ・セッテ・カマラは、過去4シーズンにわたり同シリーズのフルタイムレーサーとして活躍した。
それ以前ではFIA-F2で複数の勝利と表彰台を獲得し、シーズン6の途中でフォーミュラE選手権に転向した。
現在26歳であるセッテ・カマラは、オリバー・ローランドやノーマン・ナトと密接に協力し、日産がチャンピオンシップで高い競争力を維持し続けられるようにするため様々な仕事を行う。
彼のフォーミュラEでの経験は、各レースイベントのためのシミュレーター作業だけでなく、日産のGEN3 Evoマシンの継続的な開発においても、チームの助けとなるだろう。
セッテ・カマラはインタビューで次のようにコメントした。
「日産の一員になれることをうれしく思います。日産はシーズン10で大きな一歩を踏み出した。私の経験を生かし、この勢いを維持するためにチームを助けることができると信じています。リザーブ兼シミュレータードライバーとなり、GEN3EVO時代を迎えるにあたって、マシンを正しい方向に発展させることに貢献できることをうれしく思います。E-Prixにチームとともに参加するのが待ちきれないです」
セッテ・カマラは、地元サンパウロで開催される開幕戦から、日産での新たな役割が始まる。
日産のマネージングディレクター兼チーム代表を務めるトンマーゾ・ヴォルペは次のように語った。
「シーズン11のリザーブドライバー兼シミュレータードライバーとして、セルジオを迎えることができることを嬉しく思います。彼は選手権で豊富な経験を積んでおり、非常に才能のあるレーサーです。能力に関係なく、フォーミュラEマシンに乗り込んですぐに競争力を発揮するのは、その複雑さを考えると難しいです。だからこそ、経験豊富なドライバーを起用し、どんな状況でもシーズン中にポイントを獲得するチャンスを逃さないようにしたいと考えました。また、レース準備においても、彼のシリーズに関する豊富な知識から恩恵を受けることができると考えています。彼がチームにとって大きな戦力となり、われわれのポテンシャルを最大限に発揮してくれると確信しています」
出典：https://fiaformulae.com/en/news/514755
