フォーミュラE 2025プレシーズンテスト結果

フォーミュラE 2025プレシーズンテスト結果

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フォーミュラEのGen3 Evo時代の初年度となる2024/2025シーズンのプレシーズンテストがマドリードのハラマ・サーキットで行われた。

当初予定されていたバレンシアでのプレシーズンは、洪水被害の影響で変更となり、新たにマドリードで行われることになった。
プレシーズンテストでは6つのセッションが行われ、フォーミュラEの22人のドライバーが新型車両のGEN3 Evoを使いこなすために、合計で何千周もの周回と走行距離を記録した。
12月にサンパウロで開催される開幕戦を前に、フォーミュラEの公式セッションとして唯一のプレシーズンテストは大きな意味を持つ。
プレシーズンでは、タイムがすべてではないことは当然であり、ドライバーとチームは様々なセットアップを試し、データがシミュレーターで見たものと一致していることを確認するために懸命に働いている。
他にも信頼性のテストや、ハンコックの新しいタイヤを理解する重要な機会である。
しかし、プレシーズンテストは同一のサーキットで大量のラップを消化するため、最速ラップタイムも重要なデータとなる。
複数のセッションで構成されたプレシーズンテストでは、後半のセッションに行く程ラップタイムは向上していき、プレシーズンテスト最終セッションでは、総合トップタイムが更新された。TESTING_RESULTS_16x9-4-

プレシーズンテストでは、ジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンスが1分27.4秒でベンチマークタイムを記録した。
2番手には、新チームとなったキロのティクタムが入った。
3番手はチャンピオンとしてシーズンに挑むポルシェのウェーレインが続いた。
日産は両ドライバーがTOP10に入り、6番手と10番手タイムを記録してテストを終えた。
また、ローラ・ヤマハも8番手にマロニーが入り、競争力を見せた。
タイムボードでは最下位に沈んでいるマヒンドラの2台だが、全台が参加したテストレースでは勝利を飾っており、好調が伺える。

数週間後には、シーズン開幕戦のサンパウロでのレースが行われる。
フォーミュラEの新しいGEN3 Evo時代、そして2024/2025年キャンペーンの幕開けとなる。

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/512925

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