フォーミュラE マヒンドラが2025カラーリングを公開

フォーミュラE マヒンドラが2025カラーリングを公開

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マヒンドラレーシングは、2025年の新しいGEN3 Evoマシン用のカラーリングを公開した。

マヒンドラレーシングは、シーズン7でチャンピオンに輝いたニック・デ・フリースとエドアルド・モルタラのコンビと複数年契約を結び、シーズン11を戦うことになった。
ドライバーに変更はなく、シーズン10後半戦の好調を受け、GEN3 Evo時代の幕開けで好スタートを切れるか注目される。
バンベリーの本社で開催されたイベントでお披露目された新車、M11エレクトロは、メタリックレッド/シルバーサテン/カーボンブラックを基調とした新しいカラーリングで、マヒンドラレーシングが開発したまったく新しいパワートレインとエアロダイナミクス、そしてサスペンションの改良により、チームにとってテクノロジー面での大きな前進となるマシンだ。

新型GEN3 Evoは、四輪駆動の特性によってFIAシングルシーターとしては最速の加速を誇り、時速60マイル(約100km)までのスピードは現代のF1マシンよりも約30%速い。
この四輪駆動システムは予選デュエルステージやレーススタート時、そして2回義務付けられているアタックモード発動時に有効化されるため、戦略的な影響などが多く、シーズン11ではチームが素早く対応しなければいけない新たな要素が加わっている。
また、マシンのパフォーマンス向上は、ハンコックタイヤの新しいタイヤにも起因している。

マヒンドラチームは、シーズン10後半戦にチームが達成した定期的なポイント獲得を、将来の継続的な成長のためのプラットフォームとして注目しており、M11のテストは今日まで非常にポジティブなものであったと語っている。
1日あたりのテスト走行距離は平均500kmで、これはマシンの信頼性を証明し、プレシーズンにチームが達成した過去最高の走行距離である。
マヒンドラレーシングのフレデリック・バートランドCEOは次のように語った。

「新車であるマヒンドラM11エレクトロの発表だけでなく、フォーミュラEのエキサイティングな新章を祝うために皆が集まるのは、プレシーズンの中でもエキサイティングなことです。オフシーズンの間、パワートレインの開発だけでなく、すべてを最適化し、フォーマットの変更に備えるために懸命に取り組んできました。昨年、チーム編成を変更したことで物事は徐々に整ってきています。オフシーズンをポジティブに過ごすことができ、テストも計画通りに進んでいます」

マヒンドラ・レーシングで2度目のシーズンに挑むニック・デ・フリースはこう付け加えた。

「この新しいマシンであるGEN3 Evoは、フォーミュラEレースにこれまでとは異なる要素を加えるでしょう。マシンは素晴らしく、テスト走行も順調でした。我々はチームとして前進を続け、シーズン10終盤の勢いを再び発揮することができると確信しています」

チームメイトのエドアルド・モルタラもコメントした。

 「テストは間違いなく期待できるものでした。ただし、これまでのシーズンと同様に開発を続け、改善し続けるためにやるべきことはたくさんあります。新車はすべてのチームにとって新鮮なチャンスなので、プレシーズンは重要です。この新しいカラーリングのマシンを実際に見ることで、シーズンに向けてすべてがよりリアルに感じられます。バレンシアに行くのが待ちきれないですし、プレシーズンテストでは自分たちがどこまで行けるのかをより明確に理解することができるでしょう」

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/511209

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