フォーミュラE エラ・ロイドがマクラーレンからテスト走行

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フォーミュラEのマクラーレンレーシングは、エラ・ロイドがマクラーレンのドライバー育成プログラムに参加することを発表した。

ウェールズ出身の19歳であるロイドは、2022年にジネッタ・ジュニア選手権でレースを始め、そのシーズンは25レース中15レースでポイント圏内に入った。
翌年にはジネッタGT選手権に参戦し、熾烈な戦いのなかでタイトル争いを繰り広げた。
2024年の初め頃からは、フォーミュラ・ウインターシリーズに参戦し、女性ドライバートロフィーを複数回獲得。
ブリティッシュF4にも参戦し、これまでの2024年シーズンは3度の2位表彰台を含む4回の表彰台を獲得し、複数のポイントフィニッシュを果たした。
また、シンガポールF1アカデミーのワイルドカードドライバーとしてレースに参加し、両レースでポイント圏内に入った。
彼女はステファニー・カーリンが率いるマクラーレンのドライバー育成プログラムに参加することで、F1、インディカー、フォーミュラEへのステップアップを支援することを包括的な目的とするチームのパイプラインに加わることになる。
このプログラムの一環として、ロイドは2024年11月7日(木)にスペインのバレンシアで開催されるフォーミュラE初の女性専用テストにマクラーレンフォーミュラEチームから参戦する。
このテストは、FIAフォーミュラE世界選手権に向けた公式プレシーズンテストの一環として、新しいGEN3 Evoマシンで経験を積む機会を提供することで、レーシングタレントの先陣を切ることを目的としている。

プレシーズンテストへの参加が決まったロイドは次のようにコメントした。

「2025年にチームのF1アカデミードライバーとしてマクラーレンのドライバー開発プログラムに参加することになり、とても興奮しています。このような偉大なレースの歴史を持ち、才能の育成に長い実績を持つチームでドライブできることを光栄に思います。私はマクラーレンで、モータースポーツ界の女性として成長し続け、限界に挑戦し続けるために必要なものをすべて手に入れました。私を信頼してくれたザック・ブラウン、ステファニー・カーリン、そしてマクラーレンのチーム全員に感謝しています。今後もマクラーレンから各カテゴリーのレースに出るのが待ちきれないです」

F1アカデミーのレギュレーションでは、ドライバーのシリーズ参戦は最長2年までとなっているため、2025年のF1アカデミーシーズンにもマクラーレンの代表として、ロディン・モータースポーツから参戦する。

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/510257

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