フォーミュラE エンビジョンがドライバーラインナップを決定
エンビジョン・レーシングは、FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン11のドライバーラインアップに変更がないことを発表した。
セバスチャン・ブエミとロビン・フラインスのコンビで、FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン11を戦う。
成績の乱高下があったシーズン10のキャンペーンだったが、ブエミとフラインスはシーズン終盤を非常にポジティブな結果で終え、チームは最終盤の4レースで3つの表彰台を獲得した。
この好調さを持ってシーズンを終えたことで、両ドライバーは次なるシーズンもエンビジョンから参戦することを確定させた。
エンビジョン・レーシングのマネージングディレクター兼CTOであるシルヴァン・フィリッピは次のように語っている。
「セバスチャンとロビンがシーズン11でもチームを導いてくれることを期待しています。チームにとってもドライバーラインナップに継続性があるのは素晴らしいことです。シーズン10は我々の年ではなかったですが、終盤戦で得た勢いを来シーズンにつなげ、我々が望む位置に戻れると確信しています」
ブエミとフラインスはフォーミュラEで最も経験豊富なドライバーであり、二人合わせて229レース(内99レースはエンビジョン)を走破しているベテランだ。
また、エンビジョン・レーシングもこのスポーツで最も成功を収めているチームのひとつであり、これまでの10シーズンを通して表彰台獲得数(53回)とポイント獲得数(1723点)はどのライバルよりも多く記録している。
引き続きエンビジョンからの参戦が決まったセバスチャン・ブエミは次のように語った。
「チームとして、昨シーズンの終盤にはグリッドのトップに返り咲くために大きく改善し、結果がそれを示してくれました。同じレベルの競争力を持って来シーズンのサンパウロに向かえるよう、引き続きプッシュしていきます」
ロビン・フラインスは次のように語った。
「シーズン10のスタートは比較的好調で、第3戦では表彰台に登りました。しかし、新しいマシンとレーススタイルに慣れるまでには少し時間がかかりました。その調整のために懸命に努力し、シーズン終盤には再び上位で戦えるようになりました。この好調を維持してシーズン11に挑みたいです」
シーズン10の終盤、フラインスはポートランドで二度の2位表彰台を獲得。
そしてシーズンファイナルラウンドの土曜日に行われた第15戦ロンドンでは、チームメイトのブエミが表彰台に立った。
また、第16戦の最終戦ではブエミが4位、フラインスが7位となり、ダブルポイントを獲得したチームは、チームランキングで8位から6位に浮上してシーズンを終えた。
出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/508413