フォーミュラE ギュンターがペンスキーへ移籍
DSペンスキーは、FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン11からマキシミリアン・ギュンターがチームのドライバーを務めることを発表した。
これにより、DS ペンスキーはダブルチャンピオンであるジャン-エリック・ベルヌとマキシミリアン・ギュンターのコンビで、2024/25年シーズンを戦うことに決まった。
ギュンターはシーズン4でチームオーナーのジェイ・ペンスキーからデビューシートのオファーを受け、初めてチームに加わった。
その後、BMWアンドレッティやマセラティを渡り歩きながら、83戦で5勝、10回の表彰台を獲得している。
ペンスキーへ移籍することなったギュンターは次のようにコメントした。
「DSペンスキーに加わることができてとてもうれしいです。選手権の強豪であり、強いビジョンを持ったプロジェクトです。すでに何度もチャンピオンを獲得しているメーカーであるDSパフォーマンスを代表することは本当に光栄なことです。また、ジャン-エリック・ベルニュのようなチャンピオンとチームメイトになることも本当に楽しみにしています。ジェイのチームで再びドライブできることは、僕にとって特別な要素です。チームの一員であることを誇りに思い、これから一緒に築いていけることに興奮しています」
ギュンターのチームメイトであるベルニュは、フォーミュラE史上最多ポイント獲得など数々の記録を保持しており、シーズン1から132戦中130戦に参戦している。
「マックス(ギュンター)がチームにいることは正しいことだと思います。プレッシャーのなかでも冷静で、コース上でも大胆な動きを見せる彼の存在は、チームにとって大きな財産になるでしょう。チームをランキングトップに押し上げるという共通の目標があるため、私たちのスキルと決意を合わせて、これからのスリリングなシーズンを楽しみにしています」
DSペンスキーは、2023/24シーズンのフォーミュラEで4回の表彰台を獲得しランキング3位を獲得し、シーズン9から2つ順位を上げた。
チームのボスであるジェイ・ペンスキーは、この新コンビがチームをさらに上位に押し上げるための重要な要素になると考えている。
「マックスをDSペンスキーに迎えることができて、とても興奮しています。彼の紛れもない才能は、今シーズンの我々の野心的な目標に完璧にフィットします。彼のレース・クラフトは並外れたもので、冷静で戦略的な考え方とコース上での激しい決意を兼ね備えています。昨シーズン、最多フロントロー・ポジションを獲得した才能あるドライバー、ジャン-エリック・ベルニュとともに戦うことで、チャンピオンシップの目標達成に向けて、これまで以上に邁進していきます」
出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/507406