フォーミュラE バーナードがマクラーレンから参戦を発表

フォーミュラE バーナードがマクラーレンから参戦を発表

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NEOMマクラーレンは、2024/25年FIAフォーミュラE世界選手権にサム・バードとテイラー・バーナードのコンビで参戦することを決定した。

バーナードはNEOMマクラーレンのリザーブドライバー兼開発ドライバーを務めており、2024年のモナコとベルリンでは、負傷したサム・バードの代役として土壇場でフォーミュラEマシンのステアリングを握り初戦を経験した。
これらのレースをそれぞれ14位、10位、8位で終えたバーナードは、フォーミュラE史上最年少の19歳でポイントを獲得してみせた。
この活躍によって、2025シーズンからマクラーレンのドライバーに昇格したバーナードは以下のようにコメントした。

「シーズン11にNEOMマクラーレン・フォーミュラEチームで戦えることを嬉しく思っています。シーズン10ではチームのリザーブ兼開発ドライバーを務め、モナコとベルリンで実践経験を得ながら新しい知識を多く学びました。2025年シーズンは、サムと一緒にレースができることに興奮しており、彼から多くのことを学べると確信しています。彼はグリッド上で最も経験豊富なドライバーの一人であり、一緒に多くのポイントを獲得してチームのためにトロフィーを集めたいと考えています。フルタイムのフォーミュラEドライバーとしてチームとともに旅を続けられるのは素晴らしい機会なので、早くシーズンを始めたいです」

バーナードは2020年にシングルシーターレースに参戦を開始し、2022年にはADACフォーミュラ4で2位を獲得。
2023年にはフォーミュラ・リージョナル・ミドルイースト選手権で2位に輝いた。
また、2023年はFIAフォーミュラ3のデビューシーズンも経験し、スパ・フランコルシャンで初優勝を飾った。
2024年は、NEOMマクラーレンのリザーブ兼開発ドライバーを務めながら、AIXレーシングとFIAフォーミュラ2の仕事を分担した。

チームメイトを務めるバードは、2024シーズンからNEOMマクラーレンに移籍しており、同チームで2シーズン目を迎える。
37歳のバードはシーズン1からフォーミュラEに参戦しており、5人しかいない古参ドライバーのひとりだ。
これまでの10シーズンで優勝12回、表彰台26回、ポールポジション6回を獲得している実力者であり、バーナードと共にタイトルを目指す。
バードは2024年のサンパウロで移籍後初優勝を記録しており、シリーズでも屈指のラストラップバトルを制してのチーム初優勝だったため、チームからの期待も高い。
バードもインタビューに答えた。

「シーズン11もNEOMマクラーレン・フォーミュラEチームで戦えることをとてもうれしく思っています。このチームは僕にとって家族のようなもので、来シーズンは一緒にもっといい結果を残せると信じています。チームと過ごす2年目のシーズンは、関係をさらに発展させ、より良い思い出を作りたいです」

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/506642

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