フォーミュラE マセラティにバンドーンとヒューズが加入

フォーミュラE マセラティにバンドーンとヒューズが加入

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マセラティMSGレーシングは2025年シーズンに向けて、シーズン8チャンピオンのストフェル・バンドーンとジェイク・ヒューズの新ドライバーラインアップを発表した。

2名のドライバーはどちらもマセラティに移籍する形となり、バンドーンはFIAフォーミュラE世界選手権の7年目のシーズンに臨み、ヒューズは3年目のシーズンに挑むこととなる。
チームはこの新コンビを、GEN3時代における最強コンビのひとつと見ている。
また、次世代レーシングカー”GEN3 Evo”のデビューを飾る重要なシーズンに向けて、チャンピオン実績のあるドライバーと勢いのある若手を組ませる選択をした。
マクラーレンF1チームからフォーミュラEに移籍して以来、バンドーンはグリッドに定着している。
シーズン8にはメルセデスEQでドライバーズチャンピオンを獲得し、これまでに3勝、16回の表彰台、8回のポールポジションを獲得している。
マセラティチームは彼の速さと経験をGEN3 Evoの先陣を切る重要な鍵としている。
新たにマセラティチームの一員となるバンドーンは次のようにコメントした。

「来シーズンからマセラティMSGレーシングに参加できることをとても嬉しく思っています。マセラティというモータースポーツの象徴的な名前に携われることを誇りに思います。マセラティと直接仕事をしたことはないですが、DSペンスキーに在籍していたときや、メルセデスでヴェンチュリとパワートレインを共有していたときから、チームのことはよく知っています。彼らは素晴らしい集団で、とても熟練しており、強い意志を持っています。多くの成功を収め、勝利とチャンピオンを目指して一緒に戦えることを願っています」

コンビを組むヒューズは、フォーミュラEで最強のルーキーキャンペーンを展開したドライバーであり、シリーズ3戦目でポールポジションを獲得した。
それ以来、ヒューズはさらに3回のポールポジションを獲得し、2024年上海E-PRIXで2位に入り、フォーミュラEで初の表彰台を獲得した。
過去にはマセラティMSGレーシングのリザーブドライバーを務めたこともあり、当時はヴェンチュリーの名で参戦していた。
実質的にはチームに復帰する形になる。

「マセラティMSGレーシングに加わることができて、感無量です。個人的には、以前このチームで仕事をしたことがあるので、彼らのことはよく知っています。シーズンはまだ終わったばかりですが、モナコの本部に行ってエンジニアたちと一緒に仕事をしたり、シミュレーターに乗ったり、シーズン11の準備に取りかかるのが待ちきれません。これは私のキャリアにおけるエキサイティングな新章の始まりであり、最高のシーズンになると確信しています」

2人は11月4日から7日までスペインのバレンシアにあるリカルド・トルモ・サーキットで開催されるフォーミュラEのプレシーズン・テストでマセラティMSGレーシングから参戦する。

マセラティMSGレーシングのチーム代表兼マネージングパートナーを務めるホセ・M・アズナルは次のように述べた。

「GEN3 Evoの導入により、シーズン11はフォーミュラEの新時代を象徴するものとなり、来シーズンに向けてストフェルとジェイクをチームに迎えることができることを嬉しく思います。ストフェルは紛れもなく現在グリッド上で最高のドライバーの1人であり、彼のスピードと経験は、私たちの今後の発展と成長に重要な役割を果たすでしょう。ジェイクと力を合わせることで、2025年にはグリッドで最強のラインナップのひとつになると確信しています。ジェイクはシーズン7でリザーブドライバーを務めましたが、その際、彼は学ぶことへのコミットメントと、チームを前進させることへのハングリー精神で我々に大きな感銘を与えてくれました。そしてシーズン9でマクラーレンからデビューして以来、私たちを感動させ続けてくれました。GEN3Evo時代に向けて、我々は強力なシーズンを送るための基盤を整えており、グリッドの先頭で戦うつもりです」

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/504522

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