フォーミュラE マセラティのダルバラとギュンターが離脱
マキシミリアン・ギュンターとユアン・ダルバラがマセラティMSGレーシングを離れることが明らかになった。
ギュンターはフォーミュラEのGEN3時代の幕開けと同時にマセラティMSGレーシングに加入し、1957年のファン・マヌエル・ファンジオ以来となるマセラティのシングルシーター世界選手権優勝ドライバーとして歴史に名を刻んだ。
2024年に初開催された東京E-Prixでも優勝を飾ったほか、表彰台に6度上り、2度のポールポジションを獲得した。
マセラティ・コルセの責任者であるジョバンニ・スグロは次のようにコメントした。
「マセラティ・ファミリーを代表して、マックスとユアンに感謝したい。マセラティ を可能な限り最高のポジションに置くために、2人ともチームの業績に貢献し、すべてのレースでベストを尽くしてくれました。マックスは何度も表彰台に導き、私たちを興奮させてくれました。一方、シーズン10で唯一のルーキードライバーとして参戦したユアンは、その成長とともに素晴らしい仕事をし、決意と情熱を持ってトップドライバーに立ち向かうことに何のためらいもありませんでした。マセラティのフォーミュラEにおける歴史の一部として永遠に残る多くのことを共有できたことを誇りに思います」
マセラティMSGレーシングのチーム代表兼マネージング・パートナーのホセ・M・アズナルは次のようにコメントした。
「チームを代表して、シーズン10を戦い抜いたマックスとユアンに心から感謝したいです。2022年にチームに加わって以来、マックスは私たちの発展において重要な役割を果たし、フォーミュラEのGen3時代においてこれまでで最大の功績を残してきました。また、ユアンも選手権で唯一のルーキーとして戦うことは簡単なことではなかったですが、第2戦サウジアラビアGPからその速さを見せつけました。彼は予選で常に速く、シーズン後半には定期的にポイント争いに加わっていました。マックスとユアンがチームの一員として成長していくのを見るのはとても楽しいことで、彼らの将来がベストなものになるよう祈っています」
出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/504445