フォーミュラE ローランドが最終戦で優勝

フォーミュラE ローランドが最終戦で優勝

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日産のオリバー・ローランドは、ロンドンでのシーズンフィナーレにおいて、母国レース初勝利を飾った。

ポートランドでのダブルヘッダー前までは、チャンピオンシップ争いに参加していたオリバー・ローランドだったが、体調不良のためポートランドE-Prixの2戦を欠場することになり、ドライバーズ・チャンピオンシップから脱落することになった。
しかし、ロンドンでレースに復帰したローランドはすぐにペースを取り戻し、最終戦の第16戦で優勝した。
イギリス人のローランドにとっては母国での初優勝となり、最高の形でシーズンを締めくくった。
また、最終戦で上位を争ったライバルは、チャンピオンシップを争ってきたウェーレインやエバンス等であり、十分にチャンピオンを狙える速さを持っていることを再度証明した。
ローランドと日産が2024シーズンで躍進したのは間違いなく、期待をはるかに上回るシーズンを送った。
レース後にローランドをコメントした。

「今年は強いチームを作るという明確な目標がありましたが、多くの新メンバーがこの分野で経験不足だったので、彼らをスピードに乗せることが課題でした。今シーズン前に、我々が今年達成することを言われても信じられなかったでしょう。我々は一貫性を求めてシーズンに挑みましたが、それ以上のことを成し遂げました。ポートランドを欠場することになったときは非常に失望しましたが、すぐに状況を受け入れました。ロンドンに来た後は、できるだけ楽しんで良い週末にしようと思っていました。シーズンに後悔はありません。パスカルやニックと同じように、うまくいくときもあれば、いかないときもあります。我々にとっては奇妙な状況でしたが、ここで達成したかったことを成し遂げることができ、とても誇りに思っています」

第16戦でのローランドは、タイトルを争う3人の候補者が最終チェッカーを目指して戦う中で、彼等のいるトップ3付近を踊るように走っていた。
ニック・キャシディがレース終盤の接触によって脱落し、ミッチ・エバンスがアタックモードの発動に失敗したためローランドは順位を上げ、最終的に地元のサポーターの前でトップチェッカーを受けた。

「昨日(第15戦)の結果には少し失望しましたが、日曜日は少し待機して、チャンスが来るのを待っていました。4位に浮上したとき、本当に前3台(ウェーレイン/エバンス/キャシディ)の戦いに関わりたくありませんでした。ランキングのトップ3の選手たちは彼等だけの戦いをしており、彼らが最後に戦うに値すると感じました。私はただ座って見て、時々安全な距離を保つようにしました。ニックに起こったことは彼にとって非常に不運でしたが、私は順位を上げることになり、アタックモードに入ったときに更に前の2人を追い越すことができました。セーフティカーのタイミングもあり、抜き返さなければいけませんでしたが、結果的にはうまくいきましたし、チームに非常に感謝しています。素晴らしいシーズンであり、来シーズンに向けて確実に進歩させたいと考えています」

 

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/504373

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