フォーミュラE バードが上海で復帰
マクラーレンは、ケガのためベルリンでの欠場を余儀なくされていたサム・バードが、上海E-Prixからチームに復帰することを確認した。
バードは2024年モナコE-Prixのフリー走行1で、ターン1のランオフエリアのウォールに激突するアクシデントがあり、その際に手の怪我をしてしまった。
マクラーレンはセッション終了後、バードが病院で診察を受け、さらなる検査を受ける必要があることを発表した。
バードは2022年7月のロンドンE-PRIXでも手を負傷しており、今回のクラッシュで再び同じ手を負傷してしまった。
メディカルチェックを終え病院で手術を受けたバードは、完治した状態で上海へ向かう。
バードはレースで欠場していた間にもモナコとベルリンの両方のレースウィークでチームと代役のバーナードをサポートするためにパドックに来ていた。
サポートを受けたバーナードはバードの助言に感謝しており、ルーキーのフォーミュラEデビューに対してポジティブな影響を与えた。
テイラー・バーナードはバードの代役としてコックピットに急遽飛び込み、モナコE-Prixの週末を走り切ってチームのボスであるイアン・ジェイムズに感銘を与えた。
また、19歳のバーナードはベルリンで10位と8位という2度のポイントを獲得し、フォーミュラEの最年少ポイント獲得記録を更新した。
バードが復帰しても、バーナードはチームのリザーブドライバー兼開発ドライバーとしての役割を継続する。
更に、現在進行中のFIAF2のシーズンにも引き続き参戦する。
出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/498805