ピケ，予選でのパフォーマンスが勝利へのカギとなる

2015年6月11日 · by T.Kubo · in ALL, Topics

フォーミュラEチャンピオンシップのポイントリーダーである，ネルソン・ピケJrはトラック上でのポジションがモスクワePrixで彼が勝利するためには重要だったと思っている．

NEXTEV TCRドライバーである彼は，土曜日のモスクワのストリートでシーズンで2回目の勝利をし，ルーカス・ディ・グラッシにドライバーズランキングで17ポイントの差をつけた．

ピケは以下のようにコメントした．
「僕らは，後になってから自分たちにとって重要なレースであったということを知った．そして，あまりいいパフォーマンスがベルリンでは発揮できなかった．
だから，予選で前のほうを獲得できなければ，レースでの勝利はほぼ不可能に近いと考えていた．」

「レースの後半ではそんなに多くのアクションを見ることができなかったように，トラック上でのポジション争いは非常に難しかった．だから，予選がうまくいってうれしかったし，スタートも上手くいった．」

ほかのライバルよりも早めにピケJr．はピットインし，争っているディ・グラッシのピットを遅らせる作戦で押され気味にされたが，チームはコントロール下にあるといっていた．

「リーダーであることは異なるゲームをしているかのようなんだ．」と，彼は言う．
「キャッチボールをしているときに，違う種類の作戦をしなければならないようなものだ．ルーカスはおそらく第2スティントでたくさんのエネルギー，バッテリー温度を使ってくるであろうから．」

「僕はレースの序盤でギャップを広げるためにエネルギーを消費したから，終盤には結局とらえられるであろうと考えた．まだ少しのマージンがあったが，僕らはもし終盤でプッシュしなければならなかったらプッシュできた．」

結果は，ピケがe.dams-Renaultのセバスチャン・ブエミに続いて2人目の複数回勝利ドライバーであることを示し，最後の2つのレースでポイントのアドバンテージがあることも示している．

「みんなも最後のレースでポイントリーダーで終えたいと思うでしょう？それは常に精神的に有益であるし，助けになるからね．」

「僕らはいつも予選がうまくいっていて，いいレースペースがあるそこには何も秘密はないよ．エクストラで本当によく仕事をしていて，ロンドンのために準備をしているが，自分たちが今何をすべきで何をしているかわかっている．そして私は，自分たちが同じリズムで同じ仕事をする必要があるとかんがえている．そしてその準備はできている．」