フォーミュラE 第5戦 香港 E-Prix 決勝ハイライト

フォーミュラE 第5戦 香港 E-Prix 決勝ハイライト

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フォーミュラE第5戦は香港で行われた。
しかし予選はフルウェットとなり、前戦で予選上位だったドライバーが大きく遅れるなど予想しにくい状況となった。
予選後半は雨が上がり、後半に向けてコンディションが回復していった。
そんな中、ポールを獲得したのはストフェル・バンドーン。
最終走者でコンディションが良かったことも助けになり、初のポールポジションを獲得した。
2番手には日産のオリバー・ローランドがつけた。
3番手にはアンドレ・ロッテラー。

決勝 ハイライト

ハーフウェットと難しいコンディションでレースがスタート。
スタートと同時に抜群の加速でトップを奪ったのは日産のローランド。
1コーナーはかなり鋭角なため、小さな接触が多く見られた。
その後すぐにバードがバンドーンをオーバーテイクし、2位に順位を上げる。
2分を経過したところで、ナッセがバリアにクラッシュし、後続のウェーレイン、ダンブロジオのマヒンドラ2台が追突し、コースを塞いでしまったため赤旗で一時中断となる。
その後残り時間36分ほどでセーフティーカーランからレースが再開される。
そのタイミングで多くのマシンがアタックモードを起動する。
再スタート後すぐに1コーナーでロッテラーがインに飛び込みバンドーンを攻略し3位に上がる。
次の周で首位ローランドがコーナーの立ち上がりでスローダウン。
これにより大きく順位を落とし戦線離脱。
トップになったバードだったが、次の周で裏ストレートからヘビーブレーキングで止まり切れず、その隙を見逃さずにロッテラーが首位になった。
レース中盤、今度はロッテラーが同じ裏ストレート後のブレーキングでミスをするが、順位は死守。
3番手以降は上位2台についていけず、徐々に差が広がっていった。
後方ではバンドーンがマシンのトラブルでストップ。
これによりセーフティーカーが出動し、3番手モルタラ以降も戦線に加わるチャンスが生まれた。
レースが再開されるが、それと同時にトップ2台のバードとロッテラーはまたしても後方との差を広げていく。
しかし、今度はローランドがマシントラブルでストップ。
これにより3回目のセーフティカーとなる。
再開は残り時間2分からとなり、バードは焦りからかブレーキングでロッテラーのリアタイヤに接触。
ロッテラーはタイヤをバーストさせてしまい後方へドロップ。
トップでチャッカーを受けたのはバード。
以下、モルタラ ディグラッシ フラインスとなった。
もちろんバードには審議が入り、結果5秒ペナルティとなった。
最終的にモルタラが初優勝し、ディグラッシ フラインスが続いた。

11-1

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